【解説】スポーツで言えばバイクにスキー。それでいて音楽好きのオーディオマニア、それが嵩じて自らも声楽にチャレンジ。カメラやAV機器には一家言があり、食へのこだわりは人一倍。のめり込んだものは数知れず、一度、凝り出したらトコトンまで突き詰めなければ、気が済まないのが小三治師匠。「趣味や遊びだからこそ真剣に取り組まなければ面白くない」生真面目な性分からか、惹かれたものには、基礎からミッチリ取り組み、精進と工夫を怠らない…。
本編では、上野・鈴元演芸場での『歌ま・く・ら』で趣味の歌に夢中になって出来、不出来に一喜一憂する。そんな時に窺い知れる、人間・小三治師匠の人となりが伝わる。
これは“記録を残すのが嫌いな人”を“記憶するドキュメンタリー映画”。趣味を通した人間の幅の広さだけでなく、この作品では小三治師匠自身、日々精進していく姿を追う。「笑わせようと思って噺をすると、決して良い噺はできない」落語と格闘する噺家の“ひたむきな姿”を描き出したドキュメント映画。
【監督】康宇政
【出演】柳家小三治、入船亭扇橋、柳家さん八、立川志の輔、桂米朝 ほか
(2008年/日本)
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