夢がかなう時、未来への扉が開かれる―。
世界最大のバレエコンクールの涙と感動の舞台裏。
【原題】First Position
【監督】ベス・カーグマン
2011年/アメリカ/92分/セテラ・インターナショナル、ミモザフィルム/ブルーレイ上映
1月26日(土)〜2月01日(金) |
12:10〜13:50 |
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2月02日(土)〜2月08日(金) |
14:10〜15:50 17:45〜19:25 |
2月23日(土)〜3月01日(金) |
12:10〜13:50 18:00〜19:40 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
バレエは非常に美しいものであると同時に、踊り手にとっては非常に過酷なものでもある。もしも魅せられてしまったら、多大な犠牲を払うことになるのは避けられない。それでもなお、バレエにありったけの情熱を注ぎ込む子供たちが、世界中にたくさんいる。
2012年2月、ローザンヌ国際バレエコンクールで日本人の高校生、菅井円加さんが1位入賞したというニュースが日本を沸かせたが、ユース・アメリカ・グランプリは9才から19才の若いダンサーたちを対象にした、ローザンヌと並ぶ世界最高峰のバレエコンクール。入賞すれば世界の名門スクールへの奨学金や、バレエ団への入団が約束される。『ファースト・ポジション』は、プロを目指してこの登竜門に挑む、6人の子供たちを追ったエキサイティングなドキュメンタリーだ。
この映画の製作・監督・編集を手がけたのは、これがデビュー作となるベス・カーグマン。ジャーナリスト出身の彼女は、バレエに情熱を傾けた子ども時代の持ち主だ。子供たちと仲良くなることから始め、2年という歳月をかけて撮影・編集を行ったというこの映画の美点は、なんといっても子供たちひとりひとりのキャラクターと家族のドラマを浮き彫りにしているところにある。
最終選考地のニューヨークでは、まさにアメリカン・ドリームが子供たちを待ち受けている。コンクールの裏側にまで潜入するカメラはバックステージものの面白さを提供しつつ、『コーラスライン』を思わせるオーディション映画のハラハラ、ドキドキ感を最高潮に盛り上げる。果たして、勝敗の行方は?
バレエという究極の美が与える、夢の力。あくなき情熱をめぐる、家族の物語。それは決してバレエの世界にいる彼らだけのものではなく、私たちすべてに、生きることの意味をも教えてくれるのだ。
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