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「ゆきゆきて、神軍」原一男監督最新作!「大阪・泉南アスベスト国賠訴訟」、8年間の全記録。
【終了日:4/6(金)】
【監督】原一男
2017年/日本/215分/疾走プロダクション/DCP
3月10日(土)〜3月11日(日) |
10:40〜14:25 |
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3月12日(月)〜3月16日(金) |
13:35〜17:25 |
3月17日(土)〜3月23日(金) |
11:30〜15:15 |
3月24日(土)〜3月30日(金) |
17:40〜21:25 |
3月31日(土)〜4月06日(金) |
16:20〜20:10 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥2,200 | ¥1,800 | ¥1,500 |
会員 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,500 |
2006年、大阪・泉南地域の石綿(アスベスト)工場の元労働者とその家族が、損害賠償を求め国を訴えた。明治の終わりから石綿産業で栄えた泉南は、最盛期は200以上の工場が密集し「石綿村」と呼ばれていた。石綿は肺に吸い込むと、長い潜伏期間の末、肺ガンや中皮腫を発症する。国は70年前から調査を行い、健康被害を把握していたにもかかわらず、経済発展を優先し規制や対策を怠った。その結果、原告の多くは肺を患い、発症という"静かな時限爆弾"の爆発に怯え暮らしていた。
原は弁護団の活動や、自らも石綿工場を経営していた「市民の会」の柚岡一禎の調査に同行し、裁判闘争や原告らの人間模様を8年にわたって記録する。原告の多くは地方出身者や在日朝鮮人であり、劣悪な労働条件の下、対策も知らされぬまま身ひとつで働いていた。裁判に勝って、ささやかな幸せを願う原告たち。しかし国は控訴を繰り返し、長引く裁判は彼らの身体を確実に蝕んでいく・・・
『ゆきゆきて、神軍』から31年。全世界が待望した原一男監督の最新作『ニッポン国 VS 泉南石綿村』は完成するやいなや、世界中の映画祭から上映のオファーが相次ぎ、いち早く上映された釜山国際映画祭と山形国際ドキュメンタリー映画祭では、それぞれ最優秀ドキュメンタリー賞と市民賞を受賞し、その評価が高まっている。
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