主演マッツ・ミケルセン!迫りくる試練の嵐とブラックユーモアの果てに“奇跡”が舞い降りる。
【終了日:2020年3/6(金)】
【原題】Adam's Apples
【監督】アナス・トーマス・イェンセン
【キャスト】マッツ・ミケルセン,ウルリッヒ・トムセン,パプリカ・スティーン,ニコライ・リー・カース
2005年/デンマーク,ドイツ/94分/アダムズ・アップルLLP/DCP
2月22日(土)〜2月28日(金) |
17:15〜18:55 |
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2月29日(土) |
20:15〜21:50 [レイト] |
3月01日(日) |
16:35〜18:10 |
3月02日(月)〜3月06日(金) |
20:15〜21:50 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
美しい田園風景のまっただ中でイヴァンとアダムが対面する冒頭から、誰もがこんな展開を想像するだろう。「罪を犯した者が善良な牧師のもとで人間愛に目覚め、社会復帰への道を歩み出す」。ところがその予想は根こそぎ覆され、銃弾が飛び交う過激なバイオレンス、不条理なユーモアが渦巻く映像世界へと観る者を誘っていく。
アダムは「根っからの悪党」と自ら豪語するならず者だが、大いなる矛盾を抱えた牧師イヴァンと2人の前科者は、アダム以上に病んだクレイジーなキャラクターだ。人間の心理に潜む暗黒面をえぐり出すストーリー。そこに仕掛けられた“奇跡”の意味とは?人は変わることができるのか、一度壊れた人生をやり直すことは可能なのか、そして本当の希望や幸せはどこにあるのか。そんな普遍的かつ根源的なテーマを、比類なきユーモアとアイロニーに満ちた切り口で描いてみせた衝撃作である。
【人生の道標を見失い、壊れた人々が集う田園の教会】
仮釈放されたスキンヘッド男のアダムは、更生プログラムの一環で田舎の教会へ送られる。指導役の聖職者イヴァンは快く迎え入れるが、ガチガチのネオナチ思想に染まったアダムは神も人の情けも信じていない。ここで取り組むべき目標をイヴァンに問われたアダムは、教会の庭のリンゴで「アップルケーキを作る」とその場しのぎの答えを返す。だが、この教会はどこかおかしい。ここに住みついた2人の前科者、パキスタン移民のカリドとメタボ男のグナーも、実は悲惨な人生を歩んできたイヴァンも…。アダムはイヴァンの自己欺瞞を暴こうとするが、時同じくしてアダムのアップルケーキ作りを妨害するかのように、災いが次々と教会に降りかかる。それは悪魔の仕業か、それとも神が人間に与えた試練なのか……。
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