シュシュシュの娘(こ) screen ジャック

<今までは、息をひそめて生きてきました。でも、今日からは、>映画人と学生たちの夢をのせて、全国のミニシアターへ。
【終了日:2021年9/17(金)】

【監督】入江悠
【キャスト】福田沙紀,吉岡睦雄,根矢涼香,宇野祥平,安田ユウ,井浦新
2021年/日本/88分/コギトワークス/DCP

8月21日(土)〜8月22日(日)
11:50〜13:20
19:45〜21:15 [レイト]
8月23日(月)〜8月27日(金)
13:30〜15:05
19:45〜21:15 [レイト]
8月28日(土)〜9月03日(金)
15:45〜17:20
9月04日(土)〜9月10日(金)
21:15〜22:45 [レイト]
9月11日(土)〜9月17日(金)
20:15〜21:45 [レイト]
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
会員 ¥1,200 ¥1,100 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)
※前売券は日時・座席指定券とは異なります。前売券は別途、窓口にて日時・座席指定券へのお引き換えが必要です。
「全国一斉プレミアム試写会」ではご利用いただけません。
前売り券特典:ステッカー
【8/29 追加舞台挨拶情報を更新】

・8/22(日)11:50の回上映後、舞台挨拶開催
登壇者(予定):吉岡睦雄さん、佐藤京さん

・8/25(水・レディースデー)13:30回上映後、舞台挨拶
登壇者(予定):入江悠監督

・8/31(火)15:45回上映後、舞台挨拶
市長派:三溝浩二さん、松澤仁晶さん、
      金谷真由美さん
自警団:児玉拓郎さん、白畑真逸さん
オンラインチケット購入はこちら

「まだ、ひとつだけ、できることがある」

「わたしって、そうだったの?」
福谷市のはずれで暮らす鴉丸未宇(からすま・みう/福田沙紀)、25才。
朝の日課のダンスと、ちくわをつめたお昼の弁当が大好物。
ひとり身で祖父・吾郎(宇野祥平)の介護をしている。
市役所に勤めているが孤立している。
ただひとり寄り添ってくれるのは、同じ役所につとめる先輩の間野幸次(井浦新)だけ。

そんなある日、間野が市役所の屋上から自殺した。
理不尽な「文書改ざん」を命じられた末の死だった。
悲嘆に暮れて帰宅した未宇に、吾郎は衝撃のミッションをつげる。

「仇をとるため、改ざん指示のデータを奪え」
愛する間野の仇をとるため、暗雲立ちこめる市政に一矢報いるため、未宇はひそかに立ち上がる。
武器は、「普段から目立たないこと」。
今までは、息をひそめて生きてきました。でも、今日からは。
だが、その前には思わぬ壁が次々と立ちはだかって――

ーーーーーーーー

「まだ、ひとつだけ、できることがある」

2020年、コロナ禍で全国のミニシアターが苦境に立たされた。
映画の撮影現場もストップし、多くのスタッフや俳優が路頭に迷った。
そんななか、ひとりの映画監督が立ちあがった。
「だったら、自主映画をやればいい。完成させて全国のミニシアターを回ろう」

今もっともアツい映画監督、入江悠。
『22年目の告白~私が殺人犯です~』『AI崩壊』など最近はメジャー映画で知られる。立ちあげたのが、『SRサイタマノラッパー』シリーズ以来10年ぶりとなる自主映画、『シュシュシュの娘』。

入江は3つの夢を掲げた。

・仕事を失ったスタッフ、俳優と、商業映画では製作しえない映画を作ること。
・未来を担う若い学生達と、あらたな日本映画の作り方を模索すること。
・苦境にある全国各地のミニシアターで公開すること。

本作は監督みずから出資し、その夢に賛同したクラウドファンディングの支援金のみで製作。
スタッフ・キャストも、監督自身がSNSで募集した。
2500名を超える応募のなかから、3次選考までを経て、福田沙紀、吉岡睦雄、根矢涼香ら出演キャストが選ばれた。
スタッフには、NYで活動していたがコロナ禍で帰国できなくなった石垣求(撮影)や仕事を失った者たち、大学が休校になり行き場を失った大学生らがつどった。

「今年作られる映画・ドラマの中でもっとも食事が充実した撮影にしよう。
食事と休息をしっかりとって、コロナに負けない現場へ」
入江のかけ声のもと、『シュシュシュの娘』は「CMの撮影よりも食事が豪華」(撮影助手)という近年では珍しい自主映画の現場になった。

未曾有のウイルスと自粛の風潮のなか、まったく新しい映画がいま誕生。
世の中は息苦しく、もやもやした空気が立ちこめている。本作の主人公・鴉丸未宇(からすま・みう)もそんな街に生きている。移民排斥、改ざん、不寛容。
日本のメジャー映画はこれらの問題から目を背けて久しい。
でも、まだやれることがある――
2020年の夏に集結した映画人と学生たちの思いをのせて、いま『シュシュシュの娘』が世に放たれる。
華麗に軽やかに、蝶のように舞い、蜂のように刺すよ。
さあ、全国のミニシアターへ。

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