公式サイト: https://pnf.espace-sarou.com
大好きなパパが女性になった…。10代の多感な少女の視点で描く、爽やかで心温まる家族の物語
【終了日:2022年2/4(金)】
【原題】En helt almindelig familie
【監督】マルー・ライマン
【キャスト】カヤ・トフト・ローホルト,ミケル・ボー・フォルスゴー,リーモア・ランテ,ニール・ランホルト
2020年/デンマーク/97分/エスパース・サロウ/DCP
1月22日(土)〜1月28日(金) |
14:05〜15:45 |
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1月29日(土)〜2月04日(金) |
19:10〜20:55 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
新人女性監督が自らの実体験に基づいて紡ぎ上げた、切なくも愛おしい“普通で完璧”な家族のカタチ
デンマーク・アカデミー賞で9部門にノミネートされ、メイクアップ賞、児童青少年映画賞を受賞した本作は、女優として活動したのち、数多くの短編映画を発表してきたマルー・ライマン監督の初長編作だ。
近年、世界中でセクシュアルマイノリティの多様性や人権に光をあてた映画が盛んに作られているが、本作はトランスジェンダーをカミングアウトする当事者ではなく、その娘である少女の視点で全編が語られる点が新鮮にしてユニーク。
この90年代末を背景にした家族の物語は、11歳の時に父親が女性になった経験を持つライマン監督の自伝的な作品なのだ。
自らの実体験に基づくエピソードをちりばめて、主人公エマの複雑な感情を繊細かつリアルにすくい取っていく。
見た目も身体も男性から女性に変わったパパは、“今までのパパ”とは少し違うかもしれないけど、愛する気持ちは変わらない―。
その大切な思いを確かめていくエマの成長を愛おしく紡ぐ、清々しい余韻をもたらす珠玉作が誕生した。
【STORY】
デンマーク郊外で暮らすエマ(カヤ・トフト・ローホルト)は、地元のサッカークラブで活躍する11歳の女の子。幸せな家庭で充実した日々を送っていた。
ところがある日突然、両親から離婚すると告げられたことで彼女の日常が一変する。
しかも離婚の理由は“パパが女性として生きていきたいから”だった。
ホルモン治癒によって日に日に女性らしくなるパパのトマス(ミケル・ボー・フルスゴー)が、やがて性別適合手術を受けるという現実をエマは受け入れられず、ひとり思い悩んで寂しさを募らせ、時にはやるせない苛立ちを爆発させる…。
「大嫌い。パパなんか死んじゃえ!」。そう叫びながらも、本当はパパのことが大好きなエマが、幾多の葛藤の果てに気づいた自分の気持ちとは―。
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