ドラッグ・ウォー 毒戦 screen ジャック

香港ノワールの巨匠、ジョニー・トー監督が新機軸を打ち出して描く、現代中国の“闇”

【原題】毒戦 Drug War
【監督】ジョニー・トー
【キャスト】ルイス・クー,スン・ホンレイ,クリスタル・ホアン ,ウォレス・チョン,ラム・シュー
2013年/香港,中国 /106分/アルシネテラン /DCP上映

5月24日(土)〜5月30日(金)
19:00〜20:45 [レイト]
5月31日(土)〜6月06日(金)
15:40〜17:30
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,200 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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毒には、毒を見舞え。

爆発事故があったコカイン製造工場から車で逃亡した後、衝突事故を起こし、病院に担ぎ込まれた香港出身の男・テンミン。中国公安警察の麻薬捜査官・ジャン警部は、彼が麻薬取引に大きく関わっていると察し、死刑と引き換えに捜査協力を要請する。かくして、テンミンはジャン率いる捜査チームとともに、黒社会の大物相手に架空取引を仕掛けることになる。
だが、その極秘潜入捜査によって、中国全土だけでなく、香港・韓国・日本をも巻き込んだアジア麻薬シンジケートの存在が明らかになる…。
組織壊滅のため、危険を顧みることなく、不眠不休で任務に挑む、ジャン率いる潜入捜査官たち。そして、その言動が謎で、敵か味方か分からない男・テンミン。両者の息詰まる心理戦が繰り広げられるなかで現れる、クセ者揃いの取引相手。そして、彼らにとって最大の敵となる、“香港の七人衆”とは何者なのか?

緻密に組み立てられたストーリーとスリリングな演出で観る者を釘付けにするのは、『エレクション』『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』など、現代香港ノワールの巨匠、ジョニー・トー監督。映画ファンだけでなく、タランティーノなど世界のクリエイターからも絶大な支持を受ける彼が、記念すべき監督50作目にして、初めて表現規制の厳しい中国本土でアクション大作に挑む!
ワイ・ガーファイやヤウ・ナイホイなど、トー作品ではおなじみの脚本家チームが描く公安警察と組織の攻防戦を通じ、意欲的に現代中国の“闇”を映し出す本作。従来のノワール・テイストとは一線を画した、超絶ガン・アクションを盛り込むなど、新機軸を打ち出すほか、観る者を唖然とさせる衝撃のクライマックスを用意している。

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