アキコはダンサーであり、創作家であり、教師であって、彼女自身の芸術の主人公である
【原題】AKIKO あるダンサーの肖像
【監督】羽田澄子
【キャスト】アキコ・カンダ
1985年/日本/107分/自由工房 /DV-CAM上映
5月24日(土)〜5月30日(金) |
10:00〜11:50 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,300 | ¥1,000 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,000 | ¥1,000 | ¥1,000 |
「AKIKO-あるダンサーの肖像―」は、おそらくは年齢的にも精神的にも、ピークと思われるアキコ・カンダの姿が、羽田監督の鋭いがしかし全てを包容する暖かい眼差しによって、余すところ無くとらえられている。
アキコが踊り始めたのは7歳のときであった。女子大生になったアキコは、マーサ・グラ―ム舞踏団の日本公演に衝撃を受け、マーサの門をたたく決心をする。大学を中退し、アキコは19歳で一人ニューヨークへ行く。彼女はすぐに舞踏団の主要メンバーに抜擢された。こうしてマーサの元で6年間を過ごす間に、アキコは「マーサによって体全体、細胞のひとつひとつまでに、ダンサーの体に作り変えられた」という。
帰国したアキコに、マーサの影響から脱却し、自分自身のダンスを創造するための苦闘が始まる。しかし彼女独自の“ことば”を語りだしてから、彼女の足跡は輝かしいものとなった。数々の作品が生み出され、多くの賞を得る。アキコはダンサーであり、創作家であり、教師であって、彼女自身の芸術の主人公である。
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