世界中の映画祭が絶賛! ロンドン市、民生係ジョン・メイ あなたの旅立ち、心を込めて見守ります。
【原題】Still Life
【監督】ウベルト・パゾリーニ
【キャスト】エディ・マーサン,ジョアンヌ・フロガット,アンドリュー・バカン
2013年/イギリス,イタリア /87分/ビターズ・エンド
/DCP上映
1月31日(土)〜2月06日(金) |
10:00〜11:35 14:15〜15:50 18:05〜19:40 |
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2月07日(土)〜2月13日(金) |
10:05〜11:40 15:00〜16:30 |
2月14日(土)〜2月20日(金) |
12:40〜14:15 18:45〜20:20 |
2月21日(土)〜2月27日(金) |
10:05〜11:45 |
2月28日(土)〜3月06日(金) |
19:15〜20:45 [レイト] |
3月07日(土)〜3月13日(金) |
09:45〜11:20 |
3月14日(土)〜3月20日(金) |
18:45〜20:20 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
ロンドン市ケニントン地区の民生係、ジョン・メイ。
ひとりきりで亡くなった人を弔うのが彼の仕事。
事務的に処理することもできるこの仕事を、ジョン・メイは誠意をもってこなしている。
しかし、人員整理で解雇の憂き目にあい、ジョン・メイの向かいの家に住んでいたビリー・ストークが最後の案件となる。この仕事をしているにもかかわらず、目の前に住みながら言葉も交わしたことのないビリー。
ジョン・メイはビリーの人生を紐解くために、これまで以上に熱意をもって仕事に取り組む。そして、故人を知る人々を訪ね、イギリス中を旅し、出会うはずのなかった人々と関わっていくことで、ジョン・メイ自身も新たな人生を歩み始める……。
仕事の枠を越え、死者に対しても敬意を持って真摯に向き合う、それがジョン・メイの作法。誰もが迎える死の時間を、ジョン・メイはあたたかく心を込めて見守る。たったひとりで死んでしまったとしても、誰もが誰かと関わった経緯がある。そして、人との出会いこそが新たな人生を歩みだすきっかけになる……。
ささやかで思いがけないラストシーンに胸が震える、かつてない感動作が誕生した。
本作はウベルト・パゾリーニ監督が読んだガーディアン紙の記事に着想を得て生まれた。たったひとりで亡くなった方の葬儀を行う仕事ー。その記事を読んだパゾリーニ監督はそこになにか深く、普遍的なものを感じたという。孤独、死、人と人のつながり……。そして、ロンドン市内の民生係に同行し、実在の人物、出来事について綿密な取材を重ね、几帳面で誠実な地方公務員ジョン・メイの物語、『おみおくりの作法』が誕生した。
このくすっと笑えて、ちょっぴり切ない、心温まる静謐な物語は、 ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でワールドプレミア上映され、感動を呼び、監督賞含む4賞を受賞、9月に行われた、なら国際映画祭のジャパンプレミアでも観客賞を受賞するなど、現在もなお世界の映画祭を席巻している。
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