死ぬまで生きよう、どうせだもん。前代未聞のハードボイルド人情ドラマ、怒濤の196分!
【監督】安藤桃子
【キャスト】安藤サクラ,津川雅彦,柄本明,坂田利夫,草笛光子
2013年/日本/196分/彩プロ /DCP上映
2月07日(土)〜2月13日(金) |
11:50〜15:15 |
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2月14日(土)〜2月20日(金) |
14:25〜17:45 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
ある日のこと。ヘルパーのサワは、派遣先の家族から、おじいちゃんと一晩過ごしてくれという依頼を受ける。しかもその当日、予期せぬ大事件に巻き込まれた彼女は、いきなり「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」の人生崖っぷち状態に立たされた。
サワは生活のため、“おしかけヘルパー”をすることに・・・・・・。
駐車場の自転車をパンクさせまくる茂ジイさんや、女子高生の写真集を万引きする義男など、サワはワケありクセありのおじいちゃんたちを見つけ出しては、軽やかに家事と介護をこなし、その生活に入り込んでゆく。
はじめこそ困惑するおじいちゃんたちだったが、天真爛漫に振る舞うサワに対し、不器用さゆえに社会や家族の中での居場所をなくしていた彼らも、徐々に心を開きはじめる。あふれんばかりの生命力を発しながら、全身全霊でぶつかってくるサワの存在に突き動かされ、“死”に近い場所にいたおじいちゃんたちの“生”が再び輝きだす。
老いは、誰にでも等しく訪れる。高齢化社会へと突入し、身近な人や自分自身の老いに戸惑いながら生きている私たちに、「死ぬまで人間は懸命に生き抜くんだ」とスクリーンから叫ぶサワの姿が、“生きること”“人生を全うすること”の本当の意味を教えてくれる。
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