公式サイト: http://runner-movie.net/
1985年に製作、生きることの輝きを描き出す。
アミール・ナデリ監督の伝説のイラン映画、日本初公開!
【原題】Davandeh
【監督】アミール・ナデリ
【キャスト】マジッド・ニルマンド,ムサ・トルキザデエ,アッバス・ナゼ
1985年/イラン/91分/「駆ける少年」上映委員会/ブルーレイ上映
2月02日(土)〜2月08日(金) |
10:00〜11:35 16:00〜17:35 |
---|---|
2月09日(土)〜2月15日(金) |
10:00〜11:35 20:20〜21:50 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,700 | ¥1,400 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,400 | ¥1,000 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
『CUT』で西島秀俊の肉体を極限まで追いつめ、飽くなき映画への情熱をスクリーンに叩きつけたアミール・ナデリ監督。本作はそのナデリ監督の代表作で、1985年のナント三大陸映画祭でグランプリを受賞し、世界中にイラン映画を紹介した記念碑的な作品である。このたび製作から27年、伝説のイラン映画の金字塔がついに日本劇場公開となった。
舞台は70年代初頭のイラン。ペルシャ湾沿岸の小さな港町。少年アミルは浜辺に打ち捨てられた廃船にたった一人で暮らしている。ゴミ捨て場から空きビンを拾ったり、外国船の船員が海に捨てたビンを拾い集めたり、水兵の靴磨きや水売りなどをして何とか生計を立てている。
親もなく苛酷な環境にありながらも、アミルはまるでハックルベリィ・フィンのように一人の生活を楽しんでいる。彼には好きなものがたくさんあるからだ。大きな白い船、どこか遠くに連れて行ってくれる飛行機、外国の綺麗な写真、チャップリン、友だち…そして走ること。アミルの仲間たちも皆、同じように天涯孤独の身の上だ。彼らはありあまるエネルギーを試すように全身で走る。誰も暗い顔はしていない。
あるとき、競走に負けてもなお走り続けるアミルに友だちはいぶかる。アミルは「自分の力を確かめたかったんだ」と答えるのだった。
ある日、アミルは自分が学校行っていていい年齢なのに、読み書きができないことに気づき愕然とする。文字を知ることは世界を知ること。アミルは取り憑かれたように字を覚え始める。
そしてついに来た「火の競走」の日。少年たちは天然ガスの炎が轟々と逆巻くなかに置かれた氷の塊を求めて熾烈な競走をくりひろげる。
月例イベント
ブログ