ジャックは名画座、ベティはミニシアター系新作、2スクリーンの街の映画館
上映中作品 近日上映作品 タイムテーブル 地図アクセス メンバーズクラブ
生きつづけるロマンポルノ

■公式サイトhttp://www.nikkatsu.com/100th/rp100

ロマンポルノは、71年-88年のわずか17年の間に約1,100本公開され、一定のルールさえ守れば比較的自由に映画を作ることができたため、多くのプロデューサー、監督、脚本家、俳優を輩出しました。
今年、創立100周年を迎える日活が、原点回帰として日本映画史を語る上で欠かすことのできない<日活ロマンポルノ>の中から選者3名ともにタイトルを挙げた12作品、相米慎二監督が自ら望んでメガフォンを取った唯一のロマンポルノ作品『ラブホテル』、そして28年もの間封印されてきた曾根中生監督の幻の作品『白昼の女狩り』の全14作品を、一部の作品はニュープリントで、全国順次ロードショー公開いたします。飄々と自由に生きる女たちの生き様や、セリフ、ファッションは今もなお新鮮に感じられます。また、オールロケの作品が主だったため、『白い指の戯れ』では当時の渋谷、新宿、そして丸ノ内線、『(秘)色情めす市場』では大阪・西成区などの街並みも楽しめます。

トークイベント決定 7月16日(月・祝)18時40分~『一条さゆり 濡れた欲情』上映後、

 山路徹さん(ジャーナリスト)× 亀山早苗さん(フリーライター)が対談!

現代の愛と性について著作多数の亀山さんとロマンポルノご鑑賞が初めての山路さんが、
ロマンポルノの見どころを語り合います!

bottonzikan1a1
生きつづけるロマンポルノ

<スケジュールPDFダウンロードはコチラから>

bottonryokin1a

一般1400円、学生・シニア・会員1000円 回券は一律3600円

女性のお客様にも安心してご覧いただくため、最後列2列を、
女性専用シートといたします。ご協力お願いします。

グラウベルローシャ
ロマンポルノ

『白い指の戯れ』

(1972年/カラー/75分/ワイド・サイズ)
監督:村川透 出演:伊佐山ひろ子、荒木一郎
松田優作主演の“遊戯”シリーズや、「探偵物語」TVシリーズでいくつものヒットを生み出した村川透監督デビュー作品。主演に本作で初々しくも堂々たるデビューを飾った伊佐山ひろ子、ミュージシャンとしても人気の高い荒木一郎を迎え、学生運動が退潮したこの時代特有の若者の浮遊感と哀切を瑞々しく切り取り、40年の時を経た今でも、村川透の代表作との呼び声が高い。

●

ロマンポルノ

『(秘)女郎市場』

(1972年/カラー/70分/ワイド・サイズ)
監督:曾根中生 出演:片桐夕子、五條博、益富信孝
時は幕末、文化文政時代。女衒の吉藤次が“娘市”で目をつけたのは、身なりはボロボロ、頭が少し弱いお新という生娘だった…。鈴木清順監督の『殺しの烙印』など多くの脚本を手がけ、71年に『色暦女浮世絵師』でデビューを果たし、88年の『フライング 飛翔』を最後に20年以上も消息不明だった伝説の映画監督曾根中生による、異色時代劇。ロマンポルノを代表するスター女優・片桐夕子演じるお新の天真爛漫さが爽やかな笑いを誘う意欲作。

●

ロマンポルノ

『一条さゆり 濡れた欲情』

(1972年/カラー/69分/ワイド・サイズ)
監督:神代辰巳 出演:一条さゆり、白川和子、伊佐山ひろ子
一大センセーションを巻き起こした伝説のストリッパー・一条さゆりの半生を、本人主演で映画化。公開当時、一条が猥褻物陳列罪で最高裁まで争っていた経緯もあり、映画も大ヒットを記録した。一条さゆりのライバル役にはロマンポルノの“女王”白川和子が扮し、実話を基にした、他のロマンポルノ作品とは異なる味わいを持つ、日活ロマンポルノの名匠・神代辰巳会心の一作。

●

ロマンポルノ

『恋人たちは濡れた』

(1973年/カラー/76分/ワイド・サイズ)
監督:神代辰巳 出演:中川梨絵、絵沢萠子
海沿いの田舎町にやって来た克は、映画館仕事を始める。どうやらこの町は克の故郷であるようだが、「俺、この町は初めてだよ」と笑うばかり。克と関係を持つようになった映画館主の女房が、彼の過去に興味を抱くが…。 “70年”の残像が残った時代独特の若者の浮遊感、倦怠感を見事に切り取った神代辰巳の異色作。共同脚本の鴨田好史の心象が反映された本作は、ロマンポルノにおける神代作品の中で唯一の“男の映画”である。

●

『濡れた荒野を走れ』

(1973年/カラー/73分/ビスタ・サイズ)
監督:澤田幸弘 出演:地井武男、山科ゆり、川村真樹
ある地方都市――。ベトナム救済募金が数人の覆面グループに強奪された。グループは犯行が終わると警察官に早変わり、事件現場に急行し証拠隠滅を計った。主犯の原田、加藤が署に戻ると、精神病院に入院中の中村が放火して脱走したことを知らされる。即刻、付近一帯に非常線が張られたが…。腐敗が進行する警察機構のあり方に俊英・澤田幸弘が鋭くメスを入れた社会派ドラマ。地井武男が久々のアクションを演じたロマンポルノの快心作。

●

ロマンポルノ

『(秘)色情めす市場』

(1974年/モノクロ・カラー/83分/ワイド・サイズ)
監督:田中登 出演:芹明香、花柳幻舟、宮下順子、萩原朔美
大阪の旧赤線地帯。19歳のトメはドヤ街の近くで客を引く売春婦。弟の実夫は少し頭が弱く、母よねは40歳を過ぎてなお現役の同業者で…。売春防止法が施工され赤線がなくなってから20年。しかしながら、売春という職業は未だに根強く残っている。春をひさぐことで生計を立てるしかすべのない女性の悲哀に満ちながらも強くたくましい姿を、田中登が鋭いタッチで描いた問題作。

●

ロマンポルノ

『生贄夫人』

(1974年/カラー/71分/ワイド・サイズ)
監督:小沼勝 出演:谷ナオミ、坂本長利、東てる美
生け花を教えながら暮らしている秋子、出奔中の夫・国貞に出会う。国貞は教師をしていた時に教え子に猥褻行為をはたらいて家出していた。廃村の農家に連れ込まれた秋子は、抵抗もむなしく、国定のなすがままに異常な性行為へと誘われ…。『花と蛇』に続いて小沼勝監督と谷ナオミの名コンビが描くSMシリーズ第2弾。団鬼六も絶賛した本作は、気品あふれる谷ナオミがSMの官能の扉を開けてしまう様に男女とも息を呑まずにはいられない。

●

ロマンポルノ

『花芯の刺青 熟れた壷』

(1976年/カラー/74分/ワイド・サイズ)
監督:小沼勝 出演:谷ナオミ、北川たか子、蟹江敬三
歌舞伎の世界で育ったみち代は、江戸千代紙人形師の妻となるも半年で夫と死に別れてしまう。一方、娘のたか子は奔放な現代っ子に育ち、母のみち代にライバル心を抱くように。ある日、みち代は人形問屋の貝島に犯されてしまう。以来、たか子との関係もおかしくなってしまい…。小沼勝監督と谷ナオミの強力タッグで贈る官能巨編。伝統の世界で生きてきた女性と、ドライな娘が1人の男を巡って織り成す凄艶な肉欲の執念を絶妙な切れ味で描く。

●

『人妻集団暴行致死事件』

(1978年/カラー/96分/ワイド・サイズ)
監督:田中登 出演:室田日出男、黒沢のり子、志方亜紀子
東京近郊の地方都市、社会からドロップアウトした3人の若者がいた。泰造はそんな3人にかつての自分を重ね、面倒を見ていた。しかし3人は、ある日、泰造が泥酔して寝入った隙に、泰造の妻・枝美子を何度も犯した。泰造に助けを求めた枝美子だったが…。若者たちの無軌道な生き方に、人生を踏みにじられる夫婦の悲哀の物語。妻の遺体を自ら清め、淡々と送り出そうとする室田日出男の静かな熱演に、心揺さぶられる一本。

●

『赫い髪の女』

(1979年/カラー/73分/ワイド・サイズ)
監督:神代辰巳 出演:宮下順子、石橋蓮司、亜湖
建設会社で働く光造。ある日、仕事帰りに女に声をかけた。その日から女は密造の部屋に居続け、何度も身体を重ねるが、光造は女のことを詮索しな。女と出会う前、光造は同僚の孝男とともに建設会社の社長の娘・和子に乱暴を働いていて…。現代日本文学にひとつの到達点を示した中上健次の「赫髪」を、神代辰巳が安定感のある演出力で描く代表作の1本。ひたすら、愛欲のうねりに身を任せる人間の本能、激情を静かに描いた秀作。

●

『おんなの細道 濡れた海峡』

(1980年/カラー/71分/ワイド・サイズ)
監督:武田一成 出演:桐谷夏子、小川恵、山口美也子
男は、ヤクザの女房に手を出してしまい、彼女をもらう談判のため、そのストリップ小屋を訪れるがヤクザの声と迫力に圧倒され逃げ出してしまう。次の晩、女にいやみを言われ、再度、ストリップ小屋へ向かうためバスに乗る…。田中小実昌の「島子とオレ」、「オホーツク妻」を原作に、下町人情ポルノに定評のある武田一成がメガフォンを取った。風光明媚な陸中海岸でオールロケを敢行した、情緒あふれる一本。

●

ロマンポルノ

『妻たちの性体験 夫の眼の前で、今…』

(1980年/カラー/69分/ワイド・サイズ)
監督:小沼勝 出演:風祭ゆき、高原リカ、佐々木美子
坂本と妻の沙織はふた回りも年が離れた夫婦だ。沙織は日々に退屈しており、坂本はヌードモデルの由香と不倫中。ある日、由香が暴漢に殺され、坂本はその濡れ衣を着せられてしま。更に暴漢に沙織を差し出すよう迫られ、沙織は別荘で強姦され。倦怠期にあった夫婦が、ふとした事件をきっかけに新たな性の泉へと堕ちていくさまを、小沼勝が独特のねっとりとした演出で描く。

●

ロマンポルノ

『ラブホテル』

(1985年/カラー/88分/ビスタ・サイズ)
監督:相米慎二 出演:速水典子、寺田農
会社が倒産し、取立てのヤクザに妻を犯され、人生に絶望した村木。自殺する前に、金で買った少女を思い切り陵辱しようと決意し、少女・名美をいたぶりつくした。2年後、自殺を思いとどまった村木はタクシー運転手となり、偶然を装って名美をタクシーに乗せるが…。神代辰巳、曾根中生の助監督を経て相米慎二が初めて撮ったロマンポルノ。その後の相米作品に繋がっていく新鮮な映像感覚で、他の監督とは一線を画した。

●

『白昼の女狩り』

(1984年/カラー/66分/ビスタ・サイズ)
監督:曾根中生 出演:加来見由佳、なぎら健壱
サバイバル・ゲームよろしく迷彩服に身を固めた男たちは、突如、手にした機関銃で獲物をしとめ始める…。彼らの目的は女たちだけだった。曾根中生監督の1984年の作品であり、マンガ家・谷岡ヤスジがもともと監督する予定だった日活ロマンポルノ作品。日活ロマンポルノ後期に製作され、その過激な暴力描写ゆえに未公開の憂き目にあった幻の作品。ファンの間では、特集上映などが行われるたびに、上映が期待されてきた、待望の作品。

●

『天使のはらわた 赤い教室』

(1978年/カラー/79分/ワイド・サイズ)★ジャック&ベティ特選プログラム
監督:曾根中生 出演:水原ゆう紀、蟹江敬三

●

『四畳半襖の裏張り』

(1973年/カラー/72分/ワイド・サイズ)★ジャック&ベティ特選プログラム
監督:神代辰巳 出演:宮下順子、丘奈保美、江角英明

●

『四畳半襖の裏張り しのび肌』

(1974年/カラー/81分/ワイド・サイズ)★ジャック&ベティ特選プログラム
監督:神代辰巳 出演:宮下順子、江角英明

近日上映作品 タイムテーブル 地図アクセス