サラエヴォの銃声 screen ジャック

ダニス・タノヴィッチ監督作連続上映、第2弾。その引き金を引いた者は、英雄なのか、テロリストなのか。
【終了日:未定】

【原題】Smrt u Sarajevu
【監督】ダニス・タノビッチ
【キャスト】ジャック・ウェバー,スネジャナ・ビドビッチ,イズディン・バイロビッチ,ベドラナ・セクサン,ムハメド・ハジョビッチ
2016年/フランス,ボスニア,ヘルツェゴビナ/85分/ビターズ・エンド /DCP

4月01日(土)〜4月07日(金)
14:40〜16:05
17:55〜19:20
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
『汚れたミルク』と相互割引あり。どちらかの半券提示で、もう片方の作品で、一般1500円に割引あり
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(3/24(金)まで)、ネットショップ(3/21(火)まで)

パンフレットをネットショップで販売中

第一次世界大戦のきっかけとなった皇太子夫妻暗殺、通称サラエヴォ事件から100年の式典。
“ホテル ヨーロッパ”の緊迫は、ふたたび一発の銃声で破かれる_。

【“ホテル・ヨーロッパ”で繰り広げられる、100年前のサラエヴォ事件と現代が交錯する緊迫の85分間──】


“ホテル・ヨーロッパ”は、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年の記念式典を行うための準備に追われていた。ホテルに集うさまざまな人たち―仕事熱心な美しい受付主任、屋上で戦争と結果についてインタビューするジャーナリスト、100年前の暗殺者と同じ名を持つ謎の男、演説の練習をするVIP、ストライキを企てる従業員たちとそれを阻止しようとする支配人。人びとの思惑が複雑に絡み合い、次第に狂いだす運命の歯車。やがて高まる緊張のなか、ホテルに一発の銃声が鳴り響く——。
「明快かつ大胆!」「風刺に満ちた傑作!」と世界が絶賛! 見事ベルリン国際映画祭で二冠に輝き、本年度アカデミー賞®外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表に選出された。

【その引き金を引いた者は、英雄なのか、テロリストなのか。名匠ダニス・タノヴィッチが歴史上最大の事件を現代に呼び起こす!さまざまな人びとの人生から見える、坩堝と化したこの世界——】

アカデミー賞®外国語映画賞など数々の賞を受賞した『ノー・マンズ・ランド』で衝撃のデビューを飾り、『鉄くず拾いの物語』でベルリン国際映画祭三冠に輝いた、名匠ダニス・タノヴィッチ監督。社会問題を題材にしながら、その並外れた演出力で世界を唸らせてきた監督の最新作は、歴史上最大の事件「サラエヴォ事件」を現代に呼び起こし、さらにはヨーロッパの過去・現在を見事にあぶり出す大胆でサスペンス感溢れる傑作だ。
屋上、ロビー、リネン室、ゲストルーム、地下階層と交互に切り取られるさまざまな人びとの人生。登場人物たちが発するリアリティのある台詞の数々。そこから見えるのは、いまだ複雑化しているサラエヴォの悲劇の歴史、混沌としていく人びとの感情だ。手に汗握る展開のなかに差し込まれる、故郷サラエヴォへ向けた監督の風刺を効かせた眼差し。サラエヴォ事件とホテル・ヨーロッパという限られた事件、空間を描きながら、テロが頻発し民族同士の争いが絶えない、いまの世界の縮図を見事に浮き彫りとさせている。

【映画に散りばめられた、スリリングな演出──
限られた空間で絶えず動き回るカメラワーク、息を呑むシリアスな演技。】

原案は、2014年6月にサラエヴォの国立劇場でプレミア上演された、ベルナール=アンリ・レヴィによる戯曲「ホテル・ヨーロッパ」。サラエヴォのホテルの一室での男のモノローグという設定からアイディアを広げてゆき、監督の手腕によって見事群像サスペンスに昇華させた。戯曲版にも出演するフランスで最も偉大な俳優の一人 ジャック・ウェバーをはじめとした、テレビドラマを中心に活躍するスネジャナ・ヴィドヴィッチや、『サラエボ,希望の街角』のイズディン・バイロヴィッチら役者陣の抜群の存在感、シリアスな演技が映画に重厚さを与えている。さらに監督作品の常連であるエロル・ズブツェヴィッチによる流麗なカメラワークがホテル内を動き回り、緊張途切れぬ心理描写を見事に映し出す。観る者は、同時進行で繰り広げられる混沌とした人間模様をカメラと一緒に目撃していく。

【Story】

サラエヴォのホテル“ホテル・ヨーロッパ”は、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年の記念式典を行うための準備に追われていた。その日、ホテルにはさまざまな人たちが集っていた―仕事熱心な美しい受付主任、屋上で戦争と結果についてインタビューするジャーナリスト、100年前の暗殺者と同じ名を持つ謎の男、演説の練習をするVIP、ストライキを企てる従業員たちとそれを阻止しようとする支配人…。
同時進行にさまざまな場所で、人びとの思惑が複雑に絡み合っていく。やがて次第に狂いだす運命の歯車。
 “ホテル・ヨーロッパ”の緊迫は、100年の時を越えてふたたび一発の銃声で破られることになる——

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