公式サイト: http://caniba-movie.com
人間、佐川一政とその弟。“衝撃”の向こう側。今、なにを語るのか?見る者が試される、 禁断のヒューマン・ドキュメント!
【終了日:2019年8/9(金)】
【原題】Caniba
【監督】ベレナ・パラベル,ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー
【キャスト】佐川一政,佐川純,里見瑤子
2017年/フランス,アメリカ/90分/TOCANA/DCP
7月27日(土)〜8月02日(金) |
18:30〜20:05 |
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8月03日(土)〜8月09日(金) |
21:45〜23:15 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
1981年、フランス・パリで起きた前代未聞の猟奇殺人事件に全世界が震えた。一人の日本人が、愛した女性を射殺し、彼女のすべてを食べつくした。その男の名は、佐川一政。事件から38年、佐川はカメラの前で何を語り、何を見せるのか…!? 世界は今、知られざる〈人間、佐川一政〉の姿を、こんなにも間近に、見ることになる。 あまりに衝撃的な内容に各国の映画祭で途中退場者続出! 日本のすべての配給会社は買付けを拒否! その一方、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門はこの作品に審査員特別賞を与え、世界の優れたドキュメンタリー作品に与えられるシネマ・アイ・オナーズ賞では、佐川一政がアンフォゲッタブルズ賞を受賞した。論争必至! 炎上上等! 全世界にスキャンダラスでセンセーショナルな旋風を巻き起こした映画史上空前のエクストリームな問題作が、この夏、遂に奇跡の日本解禁! 監督・製作・脚本・撮影・編集を手がけたのは、ロカルノ映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した海洋ドキュメンタリー『リヴァイアサン』(12)で世界的に注目された、ハーバード大学感覚民族誌研究所のディレクターでもある人類学者で映像作家のルーシァン・キャステーヌ=テイラーと同研究所所属の映像作家ヴェレナ・パラヴェルのコンビ。
2人は東日本大震災後の福島を題材とする作品の調査中に、日本のピンク映画界に興味を持ち、来日して監督たちとの交流を深めて佐藤寿保監督の『眼球の夢』(16)をプロデュースするまでに至った。2人はその撮影中、同作に出演者として参加していた佐川一政と知り合い、本作の企画がスタートした。撮影は2015年6月から約1ヵ月にわたり、数多くの日本映画のスタッフの協力を得て行われた。 映画は2013年に脳梗塞で倒れて以来、実弟の介護を受けて暮らしている佐川一政に、至近距離からの徹底したクローズアップで密着する。さらに、幼い頃の8ミリのホームムービー、帰国後に佐川が描いた漫画、出演したAVなども盛り込みながら、彼に幼少期の思い出や起こした事件の詳細、帰国後の活動をふりかえらせ、闇を抱え続ける彼とそれを支える弟の“今”をむき出しにしていく。曖昧な記憶、鮮明な欲望、過剰な接近遭遇によって浮かび上がる魂の極北。これは、映画の常識を超越した、ある人間観察の記録である。 出演はほぼ全編、佐川一政と実弟、佐川純の兄弟2人だけだが、映画の終盤、佐川の希望で実現したというメイドのコスプレ姿の女性が佐川を介護する場面に、数多くのピンク映画やオリジナルビデオに出演する人気女優、里見瑶子が出演している。
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