ラフィキ ふたりの夢 screen ジャック

本作品の公開予定:12/21(土)〜

公式サイト: https://senlis.co.jp/rafiki/

ケニアのカラフルな最新カルチャーにのせて、自由な恋愛と幸せな未来を夢見るふたりを描く感動作

【原題】Rafiki
【監督】ワヌリ・カヒウ
【キャスト】サマンサ・ムガシア,シェイラ・ムニバ,ジミ・ガツ,ニニ・ワシェラ
2018年/ケニア,南アフリカ,フランス,レバノン,ノルウェー,オランダ,ドイツ/82分/サンリス/DCP

前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ
前売り券特典:ステッカー

人を好きになるのに ボーダーは無い

ケニアのカラフルな最新カルチャーにのせて、自由な恋愛と幸せな未来を夢見るふたりを描く感動作!
2018年、カンヌ国際映画祭史上初のケニアからの出品(ある視点部門)という快挙を成し遂げると共に、トロント、シカゴ、ロンドン、ロッテルダムなど100以上もの映画祭に出品され、世界から熱く支持されたにもかかわらず、本国ケニアでは観ることのできない作品がある。ふたりの女性が恋に落ちる物語であることから、いまだ同性愛が違法とされ、禁固刑に処されることもあるケニアで上映禁止となったのだ。のちに、米アカデミー賞®外国語映画賞へのエントリーの条件を満たすために、ナイロビのある映画館で2018年9月23日から9月30日の1週間だけ上映が決定。「長蛇の列」「チケットを求める電話が殺到」というニュースがSNSを飛び交った話題作が、ついに日本にもやってくる。
監督は、長編映画監督デビュー作でアフリカのアカデミー賞を獲得、その後の作品でも数々の賞の栄誉を受け、今最も輝く才能と絶賛されているワヌリ・カヒウ。ケナを演じるのは、ミュージシャンで本作が映画初出演となるサマンサ・ムガシア。まじめで責任感が強くリーダーシップがとれるが、実は繊細な魂を抱えたケナを細やかな表情のうつろいで演じた。ヴィジュアルアーティストやモデルとしても活躍、ファッショニスタとしてのセンスが、ユニセックスでクールな衣装の着こなしに光る。ジキには、監督業にも進出したシェイラ・ムニヴァ。まるでケニアの太陽のように明るく、エネルギーに満ち溢れたジキを生き生きと演じた。レインボーカラーのヘアスタイルと大胆なメイク、フェミニンでキュートなファッションが、観る者の目を楽しませてくれる。
人を好きになること、幸せになること、それはこの世に生まれてきたすべてのひとに与えられたギフト。その天からの贈りものを奪うことは、誰にもできないはず。音楽、ダンス、ファッション、アート──ポップでカラフルなアフリカンカルチャーにのせて、国境もジェンダーも肌の色も、すべてのボーダーを超えて、人生を豊かにする人と人との出会いと絆を描く感動作。

【story】

ナイロビの街角に机と椅子を並べただけの売店で、いつものように仲間とムダ話をするケナ(サマンサ・ムガシア)。ここケニアでは普通の考え方なのだが、女性は働かず良い妻になればいいと言うブラックスタ(ネヴィル・ミサティ)や、ゲイの噂のある青年を嫌悪する友達に、ケナは違和感を覚えるようになっていた。仲間と別れたケナは、父親(ジミ・ガツ)が経営する雑貨店を手伝いに行く。両親が離婚し、父とは別々に暮らしていたが、国会議員選挙に出馬した父を応援はしていた。
仕事を終えて再び売店に立ち寄ったケナは、ゴシップが大好きな店主のアティム(ムトニ・ガテカ)から、父の再婚相手に男の子が生まれると聞いて動揺する。帰宅したケナは、自分の口からはとても母(ニニ・ワシェラ)には言えなかった。だが数日後、教会の礼拝で一同が顔を合わせてしまう。 もやもやした想いを抱えていたケナに、心躍る出会いが訪れる。父の対立候補オケミ(デニス・ムショカ)の娘ジキ(シェイラ・ムニヴァ)だ。ジキが友達とフザケてケナの父親の選挙ポスターをはがしたことから会話を交わすようになったのだが、虹色の髪にカラフルなファッションとメイクで、自由奔放にストリートで踊る彼女は輝いていた。 看護師になりたいという目標を打ち明けるケナを、「医者にもなれるのに」と励まし、大学へ行く前に「世界を見たい」と宣言するジキ。古いしきたりに縛られて生きたくないと意気投合したふたりは、「私たちは本物になろう」と誓い合うのだった。
数日後、遊園地へと繰り出したふたりは、離れ難く夜通し共に過ごすうちに、互いの恋心に気づき、口づけを交わす。だが、ケナは朝帰りの姿を見た父から、支援者の信頼を失うから、対立候補の娘とは付き合うなときつく言い渡される。
父の反対がなくとも、ケニアでは同性愛は違法だ。しかし、法律さえもふたりの燃え上がる想いを止めることはできない。ふたりは街の片隅に捨てられた廃車の中で、夢のような時間を過ごし、愛を深め合っていく。 そんななか、ジキの母親(パトリシア・アミラ)が、ふたりの本当の関係に気づき、ケナの母親に知らせて引き裂こうとする。ふたりは手に手を取って家を出るが、行くあてなどなかった。廃車へと逃げ込み、「どうするの?」「ふたりで暮らそう」と見つめ合ったその時、運命から現実を突きつけられたふたりは、本物の自分か、家族や友人、社会が望む自分か、厳しい選択を迫られる──。

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