LORO 欲望のイタリア screen ベティ

悪名高きイタリアの元首相ベルルスコーニをモデルに描く、過激にして華麗なる爛熟エンターテイメント
【終了日:2020年1/10(金)※12/31(火)・1/1(水)休映】

【原題】Loro
【監督】パオロ・ソレンティーノ
【キャスト】トニ・セルビッロ,エレナ・ソフィア・リッチ,リッカルド・スカマルチョ,カシア・スムトゥアニク
2018年/イタリア/157分/トランスフォーマー/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
12月28日(土)〜12月30日(月)
20:15〜22:50 [レイト]
1月02日(木)〜1月03日(金)
20:15〜22:50 [レイト]
1月04日(土)〜1月10日(金)
15:10〜17:55
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
<R15+>指定作品
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
会員 ¥1,200 ¥1,100 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000

この男
怪物か、カリスマか。

【名匠パオロ・ソレンティーノが誘いざなう、めくるめく狂乱と絢爛の世界】

『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『グランドフィナーレ』など、圧倒的な映像美で人生の甘美と悲哀を描き、21世紀の映像の魔術師とも呼ばれるイタリアの名匠パオロ・ソレンティーノ。待望の最新作となる『LORO欲望のイタリア』では、悪名高きイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニをモデルに選んだ。実在の人物をモデルにしつつも、「すべてが事実に即しすべてが恣意的」という前置きから始まる本作は、いわゆる伝記映画の部類ではまったくない。
時は、因縁の政敵プローディに敗北したベルルスコーニがあらゆる手を使って政権に返り咲く2006年から2010年。「当時のベルルスコーニに蠢いていた“感情”の正体を知りたい欲求に突き動かされた」というソレンティーノは、ひとりの男の“勝利への願望”、“成功への執着”、そして“愛の挫折”を、めくるめく狂乱と絢斕の世界に映し出した。その過激にして華麗なる唯一無二の映像美は圧巻。9年にもわたって首相の座につき、国民を熱狂させたベルルスコーニの魔力にも重なる陶酔の157分だ。

【政治を私物化した男と、迷える子羊たち。野心と衰退、聖なるものと穢れたものが交わる国イタリア。】

数々の女性問題、脱税、職権乱用などスキャンダルばかりが取りざたされるベルルスコーニだが、首相の座に登りつめた手腕は只者ではなかった。繰り返し行われた整形も単なる個人的な嗜好ではなく、自分の重要な支持者が中年の専業主婦層だと知ったうえで、こうした女性たちにアピールするための戦略であり、失言や失態すらも庶民からの人気を獲得する手段に変えた、マスメディア時代の政治リーダーの先駆けだった。
したたかで、欲しいものはすべて手に入れた怪物が唯一逃したもの──。それは、最愛の妻の愛・・・。『グレート・ビューティー/追憶のローマ』では初恋の女性の死を知った老作家、『グランドフィナーレ』では引退した大物作曲家といった男たちの哀愁と老いのテーマを優しく見つめてきたソレンティーノ監督は、本作でもベルルスコーニが味わう妻ヴェロニカとの愛の挫折を通して、男のロマンチシズムとメランコリーをしみじみと滲ませる。そして、崩れ落ちた教会からイエス像を救い出す人々の顔が長回しで映される力強いラスト。そこに原題「LORO(=彼ら)」の文字が置かれ、本当にイタリアを愛し支えているのは、「イタリアは私の愛する国だ」と演説したベルルスコーニではなく、こうした名もなき国民なのだと指し示す。
狂乱から一転、観る者に深い感動を呼び起こすだろう。

【虚栄の肖像を見事に体現した、トニ・セルヴィッロの〈怪演〉と、脇を固める実力派たち。】

ベルルスコーニを演じるイタリアの名優トニ・セルヴィッロの怪演も本作の大きな見所。燃え尽きることのない野心、欲望を満たす為なら手段を択ばない狡猾さと圧倒的なパワーとともに、虚栄の先の孤独までも体現してみせる。一方ベルルスコーニに近づき成り上がろうとする青年実業家セルジョに、現代のイタリア映画界には欠かせない実力派、リッカルド・スカマルチョ。高級コールガールの斡旋でベルルスコーニの取り巻きになったジャンパオロ・タランティー二がモデルというセルジョを、勢いと野心をぎらつかせ物語を牽引する。また、新劇の女優をやっていたところを見初められ、ベルルスコーニにとって宝物のような存在だったという妻ヴェロニカ。演じるエレナ・ソフィア・リッチは本作の演技が称賛され、2019年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞、2018年ナストロ・ダルジェント賞の最優秀女優賞に輝いた。

【story】

イタリア、サルデーニャ。広大な敷地を持つゴージャスな高級ヴィラ。ここには、悪名高き「彼」が住んでいる。「彼」とは、政治とカネ、マフィアとの癒着、職権乱用、女性問題に失言など、数々のスキャンダルで世間を騒がせたイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ(トニ・セルヴィッロ)。政敵に敗れ失脚するも、一度はトップに登りつめた怪物的な手腕で、政権への返り咲きを虎視眈々と狙っていた。
一方、政界進出を目論む青年実業家のセルジョ(リッカルド・スカマルチョ)は、その足掛かりにベルルスコーニに近づこうと画策する。そんな中、セクシー美女を招き贅の限りを尽くしたパーティーで生気を養い、持ち前のセールストークで足場を固めていくベルルスコーニだったが、政治家生命を揺るがす大スキャンダルが勃発する。

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