地球で最も安全な場所を探して screen ジャック

“核のごみ” 問題─原発推進派の科学者が、この問題に正面から挑み答えを探す旅に出る
【終了日:2021年3/19(金)】

【原題】Journey to the Safest Place on Earth
【監督】エドガー・ハーゲン
【キャスト】チャーズル・マッコンビー
2013年/スイス/100分/きろくびと/DCP

3月06日(土)〜3月12日(金)
11:15〜13:05
3月13日(土)〜3月19日(金)
09:00〜10:45
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
3/6(土)11:15回上映後、初日トークショー開催
ゲスト:伴 英幸さん(原子力資料情報室共同代表)
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⽇本でも最終処分場候補地に北海道の2町村が名乗りを上げる中、いま必⾒のドキュメンタリー

この60年間で、⾼レベル核廃棄物35万トン以上が世界で蓄積された。
それらの廃棄物は数千年にわたって、⼈間や環境に害を与えない安全な場所に保管する必要がある。しかし、そのような施設がまだ作られていないにも関わらず核廃棄物、いわゆる”核のごみ”は増え続けている。
そんな中、英国出⾝でスイス在住の核物理学者で、国際的に廃棄物貯蔵問題専⾨家としても⾼名なチャールズ・マッコンビーがこの問題を解決するため、世界各地の同胞たちと問題に取り組む姿をスイス⼈のエドガー・ハーゲン監督が撮影。2⼈はアメリカ・ユッカマウンテン、英国・セラフィールド、中国・ゴビ砂漠、⻘森県六ケ所村、スウェーデン、スイスなど世界各地の最終処分場やその候補地を巡る旅に出る。
果たして、世界に10万年後も安全な"楽園"を探すことはできるのか―。


54基の原発を抱える⽇本では2020年、北海道の寿都町と神恵内村が最終処分場の候補地として⼿を挙げ、11⽉から⽂献調査が開始された。2007年に⾼知県東洋町が⽴候補したが⽩紙撤回だったため、実質的に今回が全国で初めてとなる。
科学者・専⾨家たちの理想とする提案に突きつけられる現実、現地住⺠の反対。これまで候補となった⼟地で起きた様々な状況を彼らと世界を巡りながら⽬にする。
原発推進・反対派であれ避けては通れないこの問題を、未来への負の遺産としないために正⾯から向き合う本作は、いままさに必⾒の作品である。

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