草の響き screen ベティ

公式サイト: http://www.kusanohibiki.com

函館を舞台にした佐藤泰志の小説、5度目の映画化。聴こえてくるー。静まらない心の震えが。
【終了日:2021年11/5(金)】

【監督】斎藤久志
【キャスト】東出昌大,奈緒,大東駿介,Kaya,林裕太,三根有葵,利重剛,クノ真季子,室井滋
2021年/日本/116分/コピアポア・フィルム,函館シネマアイリス/

10月08日(金)
13:10〜15:15
10月09日(土)
11:05〜13:05
15:10〜17:10
19:10〜21:10 [レイト]
10月10日(日)〜10月14日(木)
11:05〜13:05
15:10〜17:10
10月15日(金)
11:05〜13:05
10月16日(土)〜10月17日(日)
09:00〜11:00
10月18日(月)〜10月22日(金)
09:00〜11:00
17:00〜18:55
10月23日(土)〜10月29日(金)
13:30〜15:30
10月30日(土)〜11月05日(金)
21:10〜23:05 [レイト]
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
会員 ¥1,200 ¥1,100 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,400円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)
※前売券は日時・座席指定券とは異なります。前売券は別途、窓口にて日時・座席指定券へのお引き換えが必要です。
有隣堂伊勢佐木町本店(上映期間中も販売)
*有隣堂での販売は売り切れの場合、販売終了となります。何卒ご理解の程お願いいたします。
※前売券は日時・座席指定券とは異なります。前売券は別途、窓口にて日時・座席指定券へのお引き換えが必要です。
前売り券特典:ポストカード
【2021.10.20イベント情報追記】
★10/24(日)13:30回上映後、
Kayaさん、斎藤久志監督による舞台挨拶開催

★「草の響き」「君は永遠にそいつらより若い」
  連続トークショー開催決定★
10/28(木)13:30回「草の響き」上映後、
トークショー開催
登壇者(予定):斎藤久志監督、
  吉野竜平監督(「君は永遠にそいつらより若い」)
  金井純一監督(「マイ・ダディ」)

※同日10/28(木)15:40回「君は永遠にそいつらより若い」上映前にも、上記のゲスト三人によるトークショーを開催予定。
オンラインチケット購入はこちら

函館の街を黙々と走り続ける男の、生の輝きを描きだす。

心に失調をきたし、妻とふたりで故郷函館へ戻ってきた和雄。病院の精神科を訪れた彼は、医師に勧められるまま、治療のため街を走り始める。雨の日も、真夏の日も、ひたすら同じ道を走り、記録をつける。そのくりかえしのなかで、和雄の心はやがて平穏を見出していく。そんななか、彼は路上で出会った若者たちとふしぎな交流を持ち始めるが—。数々の映画賞を受賞し話題を呼んだ『きみの鳥はうたえる』(18)に続き、佐藤泰志の小説、五度目の映画化であり、シネマアイリス企画・プロデュース作品としてもこれが五作目となる。原作は、佐藤自身が自律神経失調症を患い、療法として始めたランニング経験をもとに書いた短編小説。1979年に発表された原作を現代に置き換え、光あふれる函館の風景のなかで映像化したのは、『空の瞳とカタツムリ』(18)『なにもこわいことはない』(13)の斎藤久志。どうしようもない孤独を抱えた人々の葛藤を静かな気迫で捉えた本作。何かを追い求めるように黙々と走り続ける男の姿を通して、死に引き寄せながらも懸命に生きようとする人間の生の輝きをまざまざと描きだす。


<俳優たちの繊細な演技が織りなす人間模様。
心を病んだ男の変化と、夫婦が再び向き合うまでの静かな道程>
心を病み、ランニングに没頭する和雄役を演じたのは、『寝ても覚めても』(18)以来三年ぶりの主演作となる東出昌大。常に危うい雰囲気を漂わせながら、走ることで徐々に再生していく男の変化を細やかな身体表現にて体現した。慣れない土地で不安に苛まれながらも夫を理解しようと努める妻・純子役は、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)『マイ・ダディ』(21)など出演作が続く、いま注目の奈緒。ふたりの俳優の繊細な演技によって、原作にはなかった夫婦の崩壊と再スタートというテーマが立ち上がった。その他、和雄に寄り添う友人役で大東駿介、精神科医役で室井滋らが出演。また、Kaya、林裕太、三根有葵ら若手俳優たちが和雄と交流する若者たちを演じ、みずみずしい存在感を放つ。


<ストーリー>
工藤和雄(東出昌大)は、昔からの友人で今は高校の英語教師として働く佐久間研二(大東駿介)に連れられ、病院の精神科へやってくる。和雄は東京で出版社に勤めていたが、徐々に精神のバランスを崩し、妻の工藤純子(奈緒)と共に故郷の函館に帰ってきたばかりだった。精神科で医師の宇野(室井滋)と面談した和雄は、自律神経失調症だと診断され、運動療法として毎日ランニングをするように指示される。

札幌から函館へ引っ越してきた小泉彰(Kaya)は、スケボーで街を走っていく。転校したばかりで、学校ではどこか孤立気味の彰は、同じバスケ部に所属する同級生から、夏になったら海水浴場の近くにある巨大な岩から海へダイビングしてみないかと誘われる。誘いを了承したものの実はカナヅチの彰は、市民プールへ練習しにでかけ、そこで見事な泳ぎをする高田弘斗(林裕太)と出会う。弘斗は以前中学でいじめに遭い、不登校になった経験があるという。弘斗は、泳ぎを教える代わりに自分にスケボーを教えてほしいと頼む。弘斗の姉、恵美(三根有葵)も加わり、3人は人工島「緑の島」の広場で遊ぶようになる。

医師の指示通り、和雄は仕事をしばらく休み、毎日同じ場所を走り始める。少しずつ距離を伸ばしていく和雄だが、走る以外は何もできず、家事をすることも、純子を気遣うこともできない。函館山のロープウェイで案内スタッフとして働く純子は、黙々と走る夫と、愛犬ニコとともにどうにか生活を続けていた。東京出身の純子には、夫とその両親以外、函館には頼れる人が誰もいない。

広場で花火をする彰たち。その周囲を走る和雄に気づき、彰と弘斗は追いかけるように走り出す。すぐに脱落してしまう弘斗をよそに、彰は必死で和雄と並んで走り続ける。この日を境に、3人は時々一緒に走るようになる...。

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