渚の果てにこの愛を screen ベティ

公式サイト: https://mimsyfarmer2021.com

日本公開50周年!“海と太陽に愛された死の天使”ミムジー・ファーマー主演作【終映日:2022年3月18日(金)※1週間限定上映】

【原題】La Route de Salina
【監督】ジョルジュ・ロートネル
【キャスト】ミムジー・ファーマー,ロバート・ウォーカー,リタ・ヘイワース,エド・べグリー,マルク・ポレル
1970年/フランス,イタリア/95分/コピアポア・フィルム/DCP

3月12日(土)〜3月18日(金)
16:50〜18:30
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
R15+
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あまりの異様さが観る者の心を揺さぶる異形のミステリー

『MORE/モア』の鮮烈な存在感で一躍時の人となったミムジー・ファーマー。『渚の果てにこの愛を』は、そのブロンドのショートカットとフル・ヌードのイメージを引き継ぎ、前作と並ぶ彼女の代表作となった異形のミステリー。80年代にレンタルビデオが出回って以来、過去数十年にわたり世界的に封印状態にあった幻の作品だ。後のジェーン・バーキン主演『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』と同様、茫漠たる荒野を舞台に歪んだ人間関係が描かれるこの作品で、ミムジーは禁断の愛に憑かれた女を熱演、イタリアのダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞・特別賞に輝いた。常軌を逸した妄執によって愛する男と自らをも破滅へと誘う女性像は、その可憐でセンシティブな美しさとともに、女優ミムジー・ファーマーを初めて知る者の心をざわめかせるだけでなく、物語のあまりの異様さをして、観る者の心に深い爪痕を残すに違いない。

【STORY】
愛してはならないーその美しい娘は「妹」だった・・・
港町サリナへと続く荒野の一本道。若き旅人ジョナス(ロバート・ウォーカー)は、道沿いの小さな食堂兼ガソリンスタンドにたどり着いた。井戸水で渇きを潤していると、ふと現れた女と目が合った。「ロッキー!」―女主人のマラ(リタ・ヘイワース)は、ジョナスを4年前に家出した息子、ロッキーと信じ込んでいた。マラの美しい娘ビリー(ミムジー・ファーマー)もまた笑顔で「兄」に抱きついてきた。食堂の常連ワレン(エド・べグリー)も知り合いだったかのように話しかけてくる。一体どういうことだ?全員気が狂っているのか―疑念が晴れぬまま、しかし行くあてもないジョナスは、ロッキーのふりをしたまま母娘と一緒にそこで暮らすことに。そんなある日の午後、シャワーを浴びたビリーがタオル1枚の姿でジョナスの部屋を訪れ、ふたりは欲望のままに抱き合ってしまう―。ロッキーという男は実在するのか? そして「兄」と「妹」、禁断の愛の行方は・・・

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