彼女は世界に真実を伝えたー。世界的スキャンダルを巻き起こしたナチス戦犯の裁判レポートの真実とは?
【原題】Hannah Arendt
【監督】マルガレーテ・フォン・トロッタ
【キャスト】バルバラ・スコバ,アクセル・ミルベルク,ジャネット・マクティア,ユリア・イェンチ
2012年/ドイツ,ルクセンブルク,フランス/114分/セテラ・インターナショナル/DCP上映
1月04日(土)〜1月09日(木) |
10:00〜12:00 14:00〜16:00 18:05〜20:05 |
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1月10日(金) |
10:00〜12:00 14:00〜16:00 |
1月11日(土)〜1月17日(金) |
12:05〜14:05 20:05〜22:00 [レイト] |
1月18日(土)〜1月24日(金) |
09:45〜11:45 12:00〜14:00 |
1月25日(土)〜1月31日(金) |
13:45〜15:45 |
2月01日(土)〜2月07日(金) |
09:50〜11:50 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
誰からも敬愛される高名な哲学者から一転、世界中から激しいバッシングを浴びた女性がいる。彼女の名はハンナ・アーレント、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命したドイツ系ユダヤ人。
1960年代初頭、何百万ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが、逃亡先で逮捕された。アーレントは、イスラエルで行われた歴史的裁判に立ち会い、ザ・ニューヨーカー誌にレポートを発表、その衝撃的な内容に世論は揺れる…。
「考えることで、人間は強くなる」という信念のもと、世間から激しい非難を浴びて思い悩みながらも、アイヒマンの<悪の凡庸さ>を主張し続けたアーレント。歴史にその名を刻み、波乱に満ちた人生を実話に基づいて映画化、半世紀を超えてアーレントが本当に伝えたかった<真実>が、今明かされる─。
監督はニュー・ジャーマン・シネマの旗手として現れ、世界で尊敬される女性監督の一人となった、マルガレーテ・フォン・トロッタ。10年の構想を経て完成させた本作では、今なお論争を呼ぶアーレントの思想の本質に迫ると共に、夫や友人への愛溢れる女性としてのアーレントを描き、2013年度ドイツ映画賞6部門ノミネート、2部門を受賞。
温かな魅力と、深く真実を探る鋭さを併せ持つアーレントをバルバラ・スコヴァが熱演。本国ドイツ、フランス、アメリカで大ヒットを記録し、2012年度東京国際映画祭でも絶賛されたのは、決して偶然ではない。
今の時代に生き迷う私たちに、どうすれば信念を持って強く生きられるかを、アーレントは身をもって伝えてくれる。そして、彼女からの最高の贈り物──すべての答えが凝縮した魂を揺さぶる8分間のスピーチ──を受け取ることが出来るのだ。
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