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“組織の理不尽”をシニカルに描いたオフビート・ブラック・ コメディ!SKIPシティDシネマプロジェクト第4弾。
【原題】神奈川芸術大学映像学科研究室
【監督】坂下雄一郎
【キャスト】飯田芳,笠原千尋,前野朋哉,宮川不二夫,高須和彦
2013年/日本/70分/デジタルSKIPステーション /DCP上映
3月22日(土)〜3月28日(金) |
20:50〜22:00 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
神奈川芸術大学映像学科の助手・奥田は、事なかれ主義の教授陣と問題ばかり起こす学生との間で、板ばさみの日々を過ごしている。そんなある晩、奥田は学生が大学の機材を盗みだす現場に遭遇してしまう。事件が表沙汰になることを恐れた教授陣は、奥田に“ウソの報告書”の作成を指示。
しかしその報告書をきっかけに、事態は思わぬ方向へと進んでいく…。
神奈川芸術大学映像学科という架空の大学を舞台に、社会人ならば誰もが思い当たる“組織の理不尽”を描いた『神奈川芸術大学映像学科研究室』。本作は、東京藝術大学大学院映像研究科第7期修了制作として制作された学生映画である。しかし緻密な脚本に裏付けられたオフビートなストーリー展開や笑いのツボを押さえた人物描写、そして社会を鋭く見透かすシニカルな世界観が、これまでの“学生映画”“自主制作映画”の枠を大きく超えた、質の高いエンターテインメント作品として異彩を放つ。
日本映画の将来を担う気鋭の才能を輩出し続ける東京藝術大学から、またも見逃せない才能が現れた。監督は、大阪芸術大学映像学科を卒業後、同学科での助手勤務を経て、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻第7期生として学んだ坂下雄一郎。
大阪芸術大学では大森一樹監督、東京藝術大学では黒沢清監督と、社会の不条理さを描き出してきた2人の映画監督に師事し、人間描写の鋭さと、それをシニカルな笑いをもって映し出す確かな演出力に大きな期待が寄せられている。
東京藝大在学中に制作した『ビートルズ』では第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門 北海道知事賞を受賞。また2013年に公開されたオムニバス映画『らくごえいが』の一編、古典落語「猿後家」を題材にした『猿後家はつらいよ』を監督し、高い評価を得る。そして自身の大学助手としての経験も生かし、『神奈川芸術大学映像学科研究室』を監督。大学院修了制作でありながら“大学を舞台に組織の理不尽を描く”という、かつてない問題作で長編デビューを飾る。
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