オール横浜ロケの「虹をわたって」上映+『ディープヨコハマを歩く』佐野亨さんトークも開催!
【終映日:2022年12月23日(金)】
【監督】前田陽一
【キャスト】天地真理,なべおさみ,岸部四郎,萩原健一,沢田研二,財津一郎
1972年/日本/88分/松竹/35mm
12月17日(土)〜12月23日(金) |
13:00〜14:35 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,200 | ¥1,200 | ¥1,200 |
会員 | ¥800 | ¥800 | ¥800 |
<作品選定 + トーク>
佐野亨さん
『ディープヨコハマをあるく』著者
1982年、東京都生まれ。日本映画学校卒。出版社勤務を経てフリーランスの編集・文筆業に。編著に『90年代アメリカ映画100』(芸術新聞社)など。国立映画アーカイブ(NFAJ)客員研究員も務める。
「虹をわたって」
<イントロダクション>
家出した一人の娘が、ダルマ船にまぎれ込んで来たためにまき起こる騒動を、歌と笑いで描いたストーリー。脚本は田波靖男と、馬嶋満、監督は前田陽一、撮影を竹内博がそれぞれ担当している。
<ストーリー>
横浜を流れるドブ川のような運河に一隻のボロ船・水上ホテル「レンゲ荘」がつないである。ある日、この船に白い洋服の似合う、清楚な娘が現われた。船の持主おきん(武智豊子)は、この娘マリ(天地真理)には何も聞かず泊めてやることにした。この船の住人のマフィア(なべおさみ)、ハッケ(岸部四郎)は今だかつて見たことのない程の美しい娘を襲うべく、真夜中、寝室に浸入したが、なんとマリだと思っていたのがおきんだったので大騒動。翌日からマリは、おきんの紹介で食堂船「末広」に働くことになった。ある日、マリに暴力団京浜会の大津(財津一郎)の魔の手がのび、マフィアに10万円でマリを売れと迫り、金を渡す。金を受け取ったもののさすがに気がひけたマフィアはマリに金の使い途を聞くと意外にも、競艇がしたいというので皆驚く。喜んだマフィア達は競艇に行くが、儲けたのはマリ一人で80万円。その金も全部大津にまきあげられるが、マリは笑ってマフィアを許すのだった。数日後、マリは父の再婚相手の恵子(日色ともえ)と偶然会った。家出の原因はこの恵子があまりにも若く、バーのホステスだったため、思春期で多感なマリは、ショックを受けてしまったのである。
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