関東大震災から100年
9月1日(金)時代が逆流する
【終映日:2023年11月2日(木)】
【監督】森達也
【キャスト】井浦新,田中麗奈,永山瑛太,東出昌大,コムアイ,
松浦祐也,向里祐香,杉田雷麟,カトウシンスケ,木竜麻生,ピエール瀧,水道橋博士,豊原功補,柄本明
2023年/日本/136分/太秦/DCP
9月01日(金) |
19:50〜22:10 [レイト] |
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9月02日(土)〜9月07日(木) |
14:50〜17:15 20:25〜22:45 [レイト] |
9月08日(金) |
14:50〜17:15 |
9月09日(土)〜9月15日(金) |
09:30〜11:50 15:10〜17:30 |
9月16日(土)〜9月22日(金) |
13:35〜16:00 18:20〜20:40 |
9月23日(土) |
12:15〜14:40 16:35〜18:55 |
9月24日(日) |
12:15〜14:40 |
9月25日(月)〜9月29日(金) |
12:15〜14:40 16:35〜18:55 |
9月30日(土)〜10月06日(金) |
09:40〜12:00 19:25〜21:45 [レイト] |
10月07日(土)〜10月13日(金) |
09:45〜12:10 15:50〜18:10 |
10月14日(土)〜10月19日(木) |
10:00〜12:25 18:10〜20:30 |
10月20日(金) |
18:10〜20:30 |
10月21日(土)〜10月27日(金) |
20:35〜22:55 [レイト] |
10月28日(土) |
14:30〜16:55 |
10月30日(月)〜11月02日(木) |
20:05〜22:30 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,200 | ¥1,200 |
1923年9月1日11時58分、関東大地震が発生した。そのわずか5日後の9月6日のこと。千葉県東葛飾郡福田村に住む自警団を含む100人以上の村人たちにより、利根川沿いで香川から訪れた薬売りの行商団15人の内、幼児や妊婦を含む9人が殺された。行商団は、讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。逮捕されたのは自警団員8人。逮捕者は実刑になったものの、大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された…。これが100年の間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』だ。行き交う情報に惑わされ生存への不安や恐怖に煽られたとき、集団心理は加速し、群衆は暴走する。これは単なる過去の事件では終われない、今を生きる私たちの物語。
<物語>
大正デモクラシーの喧騒の裏で、マスコミは、政府の失政を隠すようにこぞって「…いずれは社会主義者か鮮人か、はたまた不逞の輩の仕業か」と世論を煽り、市民の不安と恐怖は徐々に高まっていた。そんな中、朝鮮で日本軍による虐殺事件を目撃した澤田智一(井浦新)は、妻の静子(田中麗奈)を連れ、智一が教師をしていた日本統治下の京城を離れ、故郷の福田村に帰ってきた。同じ頃、沼部新助(永山瑛太)率いる薬売りの行商団は、関東地方へ向かうため四国の讃岐を出発する。長閑な日々を打ち破るかのように、9月1日、空前絶後の揺れが関東地方を襲った。木々は倒れ、家は倒壊し、そして大火災が発生して無辜なる多くの人々が命を失った。そんな中でいつしか流言飛語が飛び交い、瞬く間にそれは関東近縁の町や村に伝わっていった。2日には東京府下に戒厳令が施行され、3日には神奈川に、4日には福田村がある千葉にも拡大され、多くの人々は大混乱に陥った。福田村にも避難民から「朝鮮人が集団で襲ってくる」「朝鮮人が略奪や放火をした」との情報がもたらされ、疑心暗鬼に陥り、人々は恐怖に浮足立つ。地元の新聞社は、情報の真偽を確かめるために躍起となるが、その実体は杳としてつかめないでいた。震災後の混乱に乗じて、亀戸署では、社会主義者への弾圧が、秘かに行われていた。そして9月6日、偶然と不安、恐怖が折り重なり、後に歴史に葬られることとなる大事件が起きる―。
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