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レッツゴー、ドロボー。
ダウン症の青年を主役にした、“コメディー”映画が誕生!
【監督】押田興将
【キャスト】押田大,押田清剛,山田キヌヲ,斎藤歩,内田春菊
2011年/日本/113分/オフィス・シロウズ/ブルーレイ
3月02日(土)〜3月08日(金) |
14:05〜16:00 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
8歳下の弟がダウン症であることが、自分の人生に“居座っていた”という押田興将監督が、十年以上温め続け、やっとの思いで実現した本作。
終始一貫した明るい語り口ながら、障害者を取り巻く現実に時にシビアなまなざしを投げかける。
“じめじめとした障害者もの”にはしたくなかったという監督の視点が、見ているこちらの障害者観を覆す。
主演はダウン症の実弟、押田清剛。監督のもう一人の弟、押田大がキヨタカの弟ヒロシを演じている。身を寄せあい、笑いあって生きるキヨタカとヒロシの兄弟愛が物語に温かみをプラスしている。
音楽は数多くの映画音楽を手掛け、世界的なターンテーブル奏者、ギタリストである大友良英。七尾旅人やクラムボンの原田郁子も参加し、極上のミュージシャンが奏でる主題歌「サンキュー窃盗団のテーマ」が映画に彩りを添えている。
撮影は町田市、川崎市、福島県、栃木県、山形県などで、撮影地の方々の多大な協力のもと、2009年6月から2010年5月まで、夏、冬、春のシーンを1年間に渡り行われた。撮影にかかわったすべての人々のあたたかさを感じられる作品となった。
毎日の忙しさに明け暮れる日々、ふと、大切なものを思い出させてくれる作品である。
兄キヨタカ(押田清剛)、ダウン症。弟ヒロシ(押田大)、発達障害。
刑務所を出たり入ったりのヒロシは、オレオレ詐欺のリーダー・ケンジ(斎藤歩)にいいように使われ、身に覚えのない借金も背負わされていた。
祖母が死んで住む家も生活費も失ったヒロシとキヨタカは、ヒロシの幼馴染である和代(山田キヌヲ)のアパートに転がり込む。
キヨタカを連れて仕事探しを始めるヒロシだが、なかなか仕事は見つからない。キヨタカには特別な能力があるはずだと信じる和代は、キヨタカに絵を描かせてみるが、どう見てもへたくそだ。
そんなある日、ケンジに「お前の兄貴は、刑法39条があるから、刑務所に入らなくていいんだぞ」と、そそのかされるヒロシ。兄弟と和代の三人は、ケンジにだまされているとも知らずに、のんきにドロボーの旅に出る。
「兄い、家の中に誰かがいたら、すぐに戻って来てよ。財布わかる?サイフ」と教えるヒロシに、うなずくキヨタカ。しかしキヨタカが盗んでくるのはカエルのオモチャや土佐犬の置物などトンチンカンなものばかり。しかし、めげずに空き巣を繰り返す三人。ついにサイフを持って戻ってくるキヨタカだが、中身は福引券だけ。見張り役のヒロシと和代はガックリと肩を落とすばかり・・・。痴呆老人の金山(品川徹)も加わった緊張感ゼロな「サンキュー窃盗団」。本当に、彼らはつかまることは無い!・・・のかな?
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