映画「少年時代」（1990年）は、富山県出身の漫画家・藤子不二雄Aが原作とプロデューサーをつとめ、監督に篠田正浩（『乾いた花』）、脚本に山田太一（『ふぞろいの林檎たち』）、主題歌に井上陽水という錚々たる布陣が顔を揃え、第14回日本アカデミー賞で最優秀賞を受賞するなど、高く評価された名作です。
このたび１月に発生した令和６年能登半島地震の復興応援として、北陸が舞台の本作を上映するとともに、劇場にて募金活動を行い、集まった金額すべてを北陸に届けさせていただきます。本作の上映を通じて、北陸の魅力を再発見し、復興の支援につながれば幸いです。


（あらすじ）
昭和19年10月、戦局が悪化の一途辿る中、東京の小学５年生だった風間進二は、富山に縁故疎開することになった。ひ弱な優等生タイプの進二は学校ではよそ者扱いを受ける。そんな進二にガキ大将の武が近づいてきた。徐々に打ち解ける二人だったが、権力を誇示する武は学校では進二に冷たく接するのだった……。

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1990年 東宝 (C)少年時代製作委員会