ブロンド少女は過激に美しく screen ジャック

巨匠マノエル・デ・オリヴェイラの傑作を5日限定特別上映!

【原題】Singularidades de Uma rapariga Loura
【監督】マノエル・デ・オリベイラ
【キャスト】リカルド・トレパ,カタリナ・ワレンシュテイン,ディオゴ・ドリア,レオノール・シルベイラ,ルイス・ミゲル・シントラ
2009年/ポルトガル/64分/フランス映画社/35mm

5月17日(土)
10:30〜11:40
5月20日(火)〜5月23日(金)
10:30〜11:40
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,200 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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巨匠オリヴェイラ、100歳の記念すべき傑作!

監督マノエル・デ・オリヴェイラは1908年12月11日生まれ。「ブロンド少女は過激に美しく」は巨匠が撮影中に100才の誕生日を迎えた記念すべき傑作だ。前作「コロンブス 永遠の海」(07)から一転して、19世紀ポルトガル文学の文豪デ・ケイロスの短編小説が原作。ゲーテの時代のような純愛に燃える青年の物語を、原作を徹底的に尊重しつつ、20世紀ポルトガル文学の至宝ペソアの詩をちりばめて現代的な脚色をほどこして、全編にまばゆいばかりに若々しい情熱をほとばしらせ、オリヴェイラ映画魔術の頂点を極める。

“過激なエレガンス!”(仏<ル・モンド>紙)、“100才の巨匠の最も色っぽい、最もおおらかな、最も美しい傑作”(仏<レ・ザンロック>誌)、“雷鳴のように激しい美しさ”(仏<レ・カイエ・デュ・シネマ>誌)、“宝石”(米<ザ・ニューヨーク・タイムズ>紙)、“★★★★過激なまでに魅力的”(英<タイム・アウト>誌)と各国のうるさ型の批評家からおしみない絶賛がおくられている。2010年のさらなる最新作「アンジェリカ」(仮題、2011年公開予定)とともに、100才を超えてますます若々しいオリヴェイラの豊潤な美の世界は奇跡そのものだ。

主人公はリスボンの会計士マカリオ。“妻にも親友にも話せないことは未知の人に話せ”との箴言が聞こえ、南の保養地に向かう列車で隣りあわせた夫人に、自分が体験した恋を物語る。教会の鐘が夕べを告げる頃、向かい側の家の窓に手扇をもってあらわれる少女がいた。マカリオは一目で恋におちた。良家の風習に従って紹介者を見つけてパーティーで彼女に会い、やがて求婚に至った。よかったわね、と話を聞く夫人に、それがそうでもなかったんですと、マカリオは、衝撃につぐ衝撃を語りはじめる・・・。

マカリオ役でオリヴェイラの孫リカルド・トレパが初の主演でみずみずしく甘い魅力を発揮し、ブロンド少女役には初の本格的主演のカタリナ・ヴァレンシュタイン。マカリオの厳格な叔父にディエゴ・ドリア、列車の夫人にレオノール・シルヴェイラ、ペソアの詩を朗読するシントラ氏としてルイス=ミゲル・シントラと、オリヴェイラ映画のそうそうたる顔ぶれが揃って出演。
スタッフも、撮影のランスラン、美術のマルティ、サウンドのマイコフらオリヴェイラ組のおなじみが結集している。
音楽は本編で登場するアナ=パウラ・ミランダがハープで奏でるドビュッシーの<アラベスク>が美しく、時を告げる鐘の音が絶妙だ。

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