ドキュメンタリー映画 100万回生きた猫 screen ジャック

公式サイト: http://www.100neko.jp/

出演 佐野洋子 × 監督 小谷忠典 × 音楽 コーネリアス
病で余命を宣告された作家・佐野洋子と、
それぞれの生きづらさと向き合う読者たち

【監督】小谷忠典
【キャスト】佐野洋子,渡辺真起子,フォン・イェン
2012年/日本/91分/東風/ブルーレイ上映

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
1月19日(土)〜1月25日(金)
10:15〜11:45
20:30〜22:00 [レイト]
1月26日(土)〜2月01日(金)
12:15〜13:50
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
会員 ¥1,200 ¥1,000 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、有隣堂伊勢佐木町本店
前売り券特典:海外版ビジュアルポストカード付(劇場分のみ)
1/19(土)10:15回上映後、舞台挨拶あり!
小谷忠典監督
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三十五年読み継がれてきた絵本が紡ぐ、命をめぐる物語

絵本「100万回生きたねこ」は、絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんによって、1977年に生まれました。100万回死んで100万回生まれかわった「ねこ」の数奇な運命を描いたこの絵本は、つねに新しい読者を生みつづけ、累計部数は180万部を突破。今年、刊行35周年を迎えます。なぜ、この絵本は、いまなお世代を越えて読み継がれているのでしょうか?本作は、その秘密と、作者・佐野洋子さんの世界をゆっくりと紐解いていきます。

佐野洋子さんはガンを患い、余命を宣告されていました。小谷忠典監督は、顔を映さないという条件で、彼女の最期の日々を記録することを許されます。佐野さんの愛と孤独についての深い洞察は、それを読む人たちの人生に深く染み込んでいました。絵本を幼い子供たちに読み聞かせる母親。絵本とそれぞれの秘密を重ね合わせる女性たち。彼女たちは、癒しがたい疎外感について、抑えがたい欲望について、あるいは母との確執について、そして自身の幸福について、静かに話してくれました。映画は、一冊の絵本でつながった作者と読者を見つめ続けます。

そして、撮影中だった2010年11月。佐野洋子さん、永眠。

葬儀を見届けたカメラは、女優・渡辺真起子さんとともに、生前の佐野さんが話してくれた思い出の故郷、北京へと旅立ちます。それは、一冊の絵本を巡って、世界に横たわる生と死、愛と孤独を描き出そうとする冒険のはじまりだったのです。

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