ボリウッドのお家芸 “切なすぎるメロドラマ“の方程式を作り上げた巨匠、ヤシュ・チョプラ監督の遺作はキング・オブ・ボリウッドことシャー・ルク・カーンを主演に迎えた大河ラブロマンス。
『スラムドッグ＄ミリオネア』の重鎮A.R.ラフマーンによる繊細な音楽が、狂おしいラブストーリーを盛り上げる。愛情表現の規制が厳しいインドにあってトップスターのシャー・ルクが初披露したキス＆ラブシーンも話題に。
神に翻弄される狂おしい“十年愛”の相手役を務めるのは『タイガー～伝説のスパイ～』のセクシー美女カトリーナ・カイフと赤丸急上昇中の若手女優アヌシュカ・シャルマ。

イギリスとインド、現在と過去を行き来し、胸に秘めた悲恋を解き明かす語り口は、今の韓流ドラマをも凌ぐ鮮やかさ。さらに運命がもつれ合い、号泣必至の三角関係へと雪崩れ込む展開はボリウッド・ロマンスの真骨頂だ。美しい3人の男女が、運命に弄ばされながら激しく愛の炎を燃やす。
王道メロドラマに酔いしれてください。

ロンドンの荘厳な教会で運命的に出逢ったストリートミュージシャンのサマルと裕福な実業家の娘ミラ。
しかしミラには父親が決めた婚約者がいた。それでも想いを確かめ合う２人だが、ある日、サマルが交通事故で意識不明に。
ミラは愛するサマルの命を救うため、神さまに永遠にサマルとは会わないという誓いを立ててしまう……。