公式サイト: http://hanauta-movie.jp/
私は歌いたい、愛したいー。禁戒を越えて誕生した、伝統芸能【パンソリ】初の女流唄い手。
【終了日:5/27(金)】
【原題】桃李花歌 The Hymn
【監督】イ・ジョンピル
【キャスト】スジ,リュ・スンリョン,キム・ナムギル
2015年/韓国/109分/CJ Entertainment Japan /DCP
5月07日(土)〜5月13日(金) |
09:20〜11:15 15:20〜17:15 |
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5月14日(土)〜5月20日(金) |
13:35〜15:25 |
5月21日(土)〜5月27日(金) |
09:40〜11:30 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
【華麗なキャストの競演!激動の人生を歩んだ実在の人物たち。】
ヒロイン、チン・チェソンを瑞々しく体現するのは、本国でムーブメントを巻き起こした『建築学概論』で“国民の初恋”の称号を与えられたスジ。K-POPグループmiss Aのメインボーカルとしても活躍する彼女が、独特の発生を1年にわたり猛特訓し吹き替えなしで臨んだ。淡い恋心を唄に乗せながら、美しい女流唱者として開花していくさまを、繊細に演じきっている。パンソリの大家シン・ジェヒョ役に『王になった男』『7番房の奇跡』のヒットメーカー、リュ・スンリョン。完璧にキャラクターになりきる名優が、野心と理想の矛盾に悩む複雑なジェヒョ役を立体的に完成させた。また華と実力を兼ね備えた『パイレーツ』『無頼漢 渇いた罪』のキム・ナムギルが、輿宣大院君として強烈なカリスマ性と存在感を発揮し、見事なアンサンブルを奏でている。
【華壮大なスケールで綴る叙事詩】
シネマスコープで贅沢に映し出される扶安(ブアン)、安東(アンドン)、水原(スウォン)などの絶景。700人ものエキストラを動員し、景福宮(キョンボックン)のなかでも最も撮影が困難とされる慶会楼(キョンフェル)や百済時代の王室の池だった扶余(ブヨ)の宮南池(クンナムジ)などで撮影がおこなわれた華やかな落成宴(ナクソンヨン)のシーンは、観る者の記憶に深く刻まれるだろう。
【STORY】
パンソリが女性には御法度とされた朝鮮時代末期。母を亡くした幼いチェソンは、偶然にも耳にしたパンソリ「沈清歌(シムチョンガ)」のヒロインに自らの人生を重ね合わせ、号泣する。「涙のあとは笑顔になれる。それがパンソリだ。」とチェンソンにパンソリ熟〈桐里精舎(トンニチョンサ)〉の創設者シン・ジェヒョ(リュ・スンリョン)は優しく声をかける。チェソンは唄い手になることを決意する。
時は流れ、美しい少女へと成長したチェソン(スジ)は下働きしながら、いまだに夢をあきらめきれずにいた。意を決してジョヒョに「唄いたい」と訴えるも、あしらわれてしまう。ある日、息子が王座に就いたことから政治の実権を握った輿宣大院君が、景福宮の再建祝いに、落成宴を催すことが告知されると、「宴で認められれば唄で立身出世がかなう」とジェヒョは顔を輝かせる。しかし、貧民の物語を披露することにこだわるジェヒョは、後援者である両班(ヤンバン:特権的な支配階級、身分。)を怒らせ援助が打ち切られてしまう。ほとんどの者が桐里精舎を去り、残ったのは唄の師匠キム・セジョン(ソン・セビョク)、門下生のチルソン(ィ・ドンフィ)とヨンボク(アン・ジェホン)の3人だけだった。そんな桐里精舎に戻ってくるチェソン。かつて男装し“チェソク”として入塾したものの、両班の遊びにつきあうジェヒョに失望して一度は去っていたのだった。遂に舞台のチャンスを掴んだチェソンは、見事な唄声で観衆を魅了するが、アクシデントから女であることがばれてしまう。それでも唄い続ける姿に胸打たれたジェヒョは、「山で修行を積み、落成宴にいこう」とチェソンを誘う。
1867年、落成宴の審査のためにジェヒョ一行は上京するも、すぐにチェソンが女だとばれて失格に。ジェヒョは女性が唄うことを認めてほしいと大院君に直訴するものの、激しい怒りを買い収監されてしまう。チェソンの尽力により、落成宴への参加を特別に許されるが、“優勝すれば女性初の唄い手に、できなければ師匠ともども打ち首に”という、一世一代の賭けだった_。
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