ロブスター screen ベティ

45日以内にパートナーを見つけなければ、あなたは動物に変えられますー。第68回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞作!【終了日:4/15(金)】

【原題】The Lobster
【監督】ヨルゴス・ランティモス
【キャスト】コリン・ファレル,レイチェル・ワイズ,ジェシカ・バーデン,オリビア・コールマン,アシュレー・ジェンセン
2015年/アイルランド,イギリス,ギリシャ,フランス,オランダ,アメリカ /118分/ファインフィルムズ /DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
4月02日(土)〜4月08日(金)
13:45〜15:45
4月09日(土)〜4月15日(金)
15:50〜17:50
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
パンフレットをネットショップで販売中
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ルール
①45日以内にパートナーを見つけること
②独身は罪
③捕まれば動物になって頂きます

【質問しない。それがこの“コメディ”を楽しむ鍵となる。】

母国ギリシャで『籠の中の乙女』(12)、『アルプス(原題)/Alps』などの映画を撮ってきたヨルゴス・ランティモスの初の英語作品となる本作で、観客はいきなり彼の独特な世界に放り込まれる。そこで大事なのは、観客もまずルールに従い、受け入れてみること。そこにはユートピアとは逆のディストピアの系譜が流れている。近い未来なのか遠い未来なのか、国家が市民にルールを押しつけ、市民はそれに従っている。それに従っている者は “街”で普通に暮らしている。そしてひと度“独身者”になると、ホテルという矯正施設へ 連行されるのだ。そのパートナー教育では、相方がいることがいかに有益かを刷り込まれる。観客は主人公と同じように戸惑いながら矛盾を経験する。だが忘れてはいけないのは本作が実はコメディであるということ。そこには監督同様、表情を変えない“笑い”が眠っている。

【あなたは何の動物になりますか?】

‟独身者”は身柄を確保されホテルに送られる。
そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。
そんな時代、独り身になったデヴィッドもホテルに送られ、パートナーを探すことになる。
しかしそこには狂気の日常が潜んでいた。
しばらくするとデヴィッドは‟独身者”が暮らす森へと逃げ出す。
そこで彼は恋に落ちるが、それは‟独身者”たちのルールに反することだった-。

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