めぐりあう日 screen ベティ

『冬の小鳥』から6年、 あの鮮烈なデビュー作を超えた、もう一つの人生。 母と娘の運命的な再会を描く、待望の長編第二作
【終了日:10/28(金)】

【原題】Je vous souhaite d'etre follement aimee
【監督】ウニー・ルコント
【キャスト】セリーヌ・サレット,アンヌ・ブノワ,ルイ=ド・ドゥ・ランクザン,フランソワーズ・ルブラン,エリエス・アギス
2015年/フランス/104分/クレストインターナショナル/DCP

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十分余裕をもってお座りいただけます。
10月15日(土)〜10月21日(金)
17:45〜19:30
10月22日(土)〜10月28日(金)
09:15〜11:00
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
パンフレットをネットショップで販売中

あなたの誕生に何一つ偶然はない。

自身の子供時代をもとに書いた『冬の小鳥』の脚本が、巨匠イ・チャンドンの心を射止め、製作も担当してもらうという幸運な監督デビューを果たしたルコントは再び、実の親に捨てられた体験から、待望の2作目を完成させた。本作では、夫も息子もいる自立した女性を主人公に据え、30年の歳月を経て見えない糸に導かれるようにめぐり逢う母と娘を描く。
待ち望んでいた母との出会い、突然知る人生の真実。 映画は彼女たちの揺れ動く思いにそっとよりそい、見つめ、向き合う。
そして、エリザとアネットがそれぞれに毅然と歩み始める新しい人生。
その強い意志にこそ、監督自身の姿が重なって見える。

【見えない糸を手繰り寄せるように近づく母と娘。】

本作の見どころの一つは、互いに母娘と認識していないアネットとエリザが、理学療法という肌が触れ合う行為を通し、いつしか心を通わせ、互いを認知し、それが確信へと変わっていく過程を、繊細に描き出していく映画的表現だ。
密やかな肌の密着によって呼び覚まされていく感覚。
それは、観る者の感性をも呼び覚まし、感情を揺さぶられずにはいられない。
また、エリザの出生の秘密の鍵となる息子ノエの存在も重要だ。
アネットは学校で見かけたノエの容貌に、なぜか親近感を抱き、優しいまなざしを向ける。
偶然の出来事をきっかけに見えない糸に手繰り寄せらせるように近づいていく彼ら。
血のつながりの深さや不思議さに胸を締め付けられるも、それぞれの新しい人生を予感させるラストシーンがいつまでも心に残る。

【 あなたが狂おしいほどに愛されることを、私は願っている。
愛の詩が残す深い余韻。】

本作の原題は「あなたが狂おしいほどに愛されることを、わたしは願っている」※。
作家アンドレ・ブルトンが著書「狂気の愛」の最終章で、娘に宛てて書いた手紙の最後の一行。
この章には娘の誕生を心から喜び、その幸せを願わずにはいられない親の心情が切々と綴られている。
ルコント監督自身が自分に向けられた言葉として大切にしてきた文章だ。
その一節が朗読されるラストは、生命の誕生への祝福と不変の愛を謳い上げ、深い余韻を残す。

【story】

パリで夫と8歳になる息子と一緒に住むエリザは身体の機能回復をサポートする理学療法士をしている。 産みの親を知らずに育ったエリザは養父母の了解のもと、実母の調査を専門機関に依頼しているが、匿名で出産した女性を守る法律に阻まれ、実母にたどりつくことができない。
6か月後、ついにエリザは自ら調査をするために、自分の出生地である港街ダンケルクに、息子ノエと共に引っ越して来る。
一方、ノエが転校した学校で給食の世話や清掃の仕事に従事する中年女性アネットは、
母親と同じアパートの別の階で一人暮らしをしている。
ノエは初めての給食時間、容貌のせいでまたもある誤解を受けてしまった。
そんなノエがなぜか気になってしまうアネット。 ある日、背中を痛めたアネットが、学校から聞いてエリザの診療所にやって来る。
「長いまつ毛ときれいな目をしたかわいい息子さんね」とノエを褒めるアネット。
二人は治療を重ねるうちに、互いに親密感を増していく。 エリザはアネットに子供はいるかとたずねるが、即座に返ってきた答えはノーだった。

ある日、ひょんなことからアネットは、エリザに「ノエはあなたの実の子?」と尋ねてみる。
エリザは表情を硬くし、「養子は私の方よ」と切り返す。 次第にアネットの心は乱れ始め、エリザは自分が30年前に産み、放棄した子供ではないかと思いはじめる。
アネットは自分を探している女性の名前を知るために、匿名解除を決意する。
そして書き始めた申請書。

私は1981年11月17日にダンケルクの産院で女児を出産。エリザベットと命名…」。

その書面を見せられ、アネットが実母であると知ったエリザは、ショックを受け混乱し
「母じゃない」と否定してしまう。
気持ちの整理ができないエリザはノエをも巻き込んだパニック状態になる。
30年の歳月を経て、見えない糸に手繰り寄せられた母と娘を待っていたものは…

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