ロビンソンの庭 デジタルリマスター版 screen ベティ

デジタルリマスター版で蘇る鮮やかな色彩。
神秘と幻想で描く、大脳直撃の衝撃作!

【監督】山本政志
【キャスト】太田久美子,町田町蔵,上野裕子,CHEEBO,OTO
1987年/日本/119分/CCP/DCP

  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
【重要】4/4追記
新型コロナウイルスへの対応のため、4/5(日)の山本政志監督の舞台挨拶は中止とさせていただきます。申し訳ありません。
・4/5(日)16:50回上映後、
 山本政志監督による舞台挨拶・Q&Aあり(予定)


・4/4(土)16:50回上映後、
 山本政志監督による初日舞台挨拶・Q&Aあり


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【山本政志監督コメント】

従来の映画に囚われず、作りたい映画を、作りたいやり口で生み出したい。そんな意気込みで、初の35mm作品に挑んだ。映画は一人では作れない。集まってくれた大吟醸のスタッフ&キャストから大きな力を得て、「ロビンソンの庭」は誕生した。“都市の中の緑”を描くため、樹々の発色には気を使った。都市の毒性をも養分として吸収し、繁殖し、再生していく“都市の中の緑の力“を表現できる色。テスト撮影を執拗に行い、現像方法も含めて数十種類の映像パターンから、緑の基本トーンを決定した。
幸福なことに、現在のデジタル技術で、今回上映当時の色彩をよみがえさせる事ができた。体感済みの方も未体感の方も、より多くの人に、再生し新たな命を吹き込まれた「ロビンソンの庭」と出会ってもらいたい。「ロビンソンの庭」は、確実に時代を越境する映画なのだから。

【終末観と生命力の対比を神秘と幻想で描く、大脳直撃の衝撃作!】

クミは、ある日、緑の覆い茂る廃墟に迷い込み、奇妙な懐かしさをおぼえ、移り住む。昼は畑を耕し、夜は星を眺めるロビンソン・クルーソーばりの生活が始まったが……

1980年代に盛り上がったインディーズムーブメント、その中心にいた人物が山本政志監督だ。伝説のロックバンド「JAGATARA」の初期プロデューサーを務め、異例のベルリン・カンヌ映画祭連続出品となった自主映画『闇のカーニバル』(82)に続いて発表されたのが、初の35m/m作品『ロビンソンの庭』(87)だ。単館系での上映ながらロングランヒットを記録し、ミニシアターブームの先鞭となり、音楽と映画が混然化した熱気を放ち、新しい時代の到来を感じさせた。

【デジタルリマスター版で蘇る鮮やかな色彩・・・今でも全てが新しい】

前作『闇のカーニバル』の主演太田久美子と、この後芥川賞作家となった町田康(当時町田町蔵)を軸に、伝説のハードコアパンク”GIZM”の横山SAKEVIやJAGATARAのOTO、江戸アケミなど、当時のストリート系ミュージシャンなどを多数起用したキャスティングで、画面に生き生きとしたリアリティーをみなぎらせている。プロデューサーに現アップリンク代表浅井隆、撮影にジム・ジャームッシュ監督「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のトム・ディッチロ、助監督を平山秀行、演出補に諏訪敦彦と二人の現映画監督が担当、美術はその後日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した林田裕至、音楽は、フランシス・F・コッポラ「少年の白い馬」のハムザ・エル・ディンとJAGATARA、NHK「地球大紀行」の吉川洋一郎が担当、ジャンルと国境を超えて豊かな才能が終結した。その激しい先鋭性のため、「ロビンソンの庭」は現在でも鮮度を失っていない。今でも全てが新しいのだ。荒廃した物質文明と、その毒さえも養分にして増殖する自然のエネルギー、終末感と生命力の対比を、幻想的な映像、大地の鼓動を感じさせる音楽、個性あふれる出演者の三位一体で描ききった、大脳直撃の衝撃作『ロビンソンの庭』。その激しい先鋭さのため、公開から30年経った今でも新鮮さを失っていない。

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