公式サイト: http://moribito-movie.com
第一次大戦下のフランスで、出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた三人の女たちの物語
【終了日:2019年11/1(金)】
【原題】Les gardiennes
【監督】グザビエ・ボーボワ
【キャスト】ナタリー・バイ,ローラ・スメット,イリス・ブリー,シリル・デクール
2017年/フランス,スイス/135分/アルバトロス・フィルム/DCP
10月19日(土)〜10月25日(金) |
16:10〜18:30 |
---|---|
10月26日(土)〜11月01日(金) |
09:00〜11:20 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
【男たちの銃後を守る女たちの戦いと、
寡黙な彼女たちの胸に渦巻く思いを
静謐な田園風景の中に鮮やかに浮かび上げる傑作】
1915年、第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければならない。オルタンスは若い働き手フランシーヌを雇い入れる。誠実な彼女は女主人の信頼を得て、家族同然に暮ら始める。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた慎ましやかなフランシーヌに惹かれてゆくが・・・。
【美しき母ナタリー・バイと娘ローラ・スメットの初共演
そしてスクリーンの光りを集める新進女優
イリス・ブリーが彗星のごとく登場】
オルタンスとソランジュを演じるのは、フランスを代表する女優ナタリー・バイと、その娘ローラ・スメット。今回、映画初の共演で母娘役を演じている。そして、スタッフにより発掘され、演技経験もないまま堂々フランシーヌを演じたのはイリス・ブリー。実の母娘で演じるオルタンスとソランジュに対し、未来の女性像を強く、瑞々しく表現した彼女は本作でセザール有望新人賞にノミネートされた。
【『神々と男たち』(10)の鬼才と名手の
名コンビが描く、女たちの戦場のドラマ
フランシーヌに寄り添う亡き名匠
ミシェル・ルグランの愛の旋律】
監督は『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したグザヴィエ・ボーヴォワ。コンビを組む撮影監督はキャロリーヌ・シャンプティエ。ヨーロッパの話題作を数多く手掛ける名手だ。そして本作を作るに当たって、アルジェリア戦争と『シェルブールの雨傘』を思い描いた監督ボーヴォワは、音楽監督にミシェル・ルグランを招いた。静謐な映画の中、フランシーヌの愛の時間を彩るテーマなど、まさに亡き名匠から届く贈り物のようである。
月例イベント
ブログ