公式サイト: https://maeda-f-movie.com
マジンガーZの格納庫を作る?日本の技術の底力を見せつけた、熱きサラリーマンたちの感動の実話
【終了日:2020年7/10(金)】
【監督】英勉
【キャスト】高杉真宙,上地雄輔,岸井ゆきの,本多力
2020年/日本/115分/バンダイナムコムアーツ,東京テアトル/DCP
6月27日(土)〜7月03日(金) |
18:45〜20:40 |
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7月04日(土)〜7月10日(金) |
13:45〜15:50 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
「意味のないこと」に本気で取り組んだサラリーマンたちの熱き戦いを描いた映画が誕生した―。映画『前田建設ファンタジー営業部』は、アニメ「マジンガーZ」の地下格納庫兼プールを「現在の技術および材料で建設するとしたらどうなるのか?」と、アニメ界からの発注を受けたファンタジー営業部のメンバーが、実現を目指して検討する…という体裁の物語だ。
実存する組織、前田建設ファンタジー営業部の社員たちと、彼らを支えた技術者たちが、実際に試行錯誤と七転八倒を繰り返しながら、やってることに意味があるのか―?と問うことすら忘れ、夢中になって取り組んだプロジェクトだった。
これは、すべての働く者たちの夢と誇りの詰まった”積算エンターテイメント”だ!
(※積算=工事などの費用を見積もること)
主演は、映画『見えない目撃者』『ギャングース』などで活躍が続く人気若手俳優の高杉真宙が、冷静かつドライな若手サラリーマンのドイ役を演じる。そのドイと同じ広報グループで優柔不断な先輩ベッショ役には、音楽からバラエティまで幅広いジャンルで活躍する上地雄輔、紅一点でやる気のない部員・エモト役に『愛がなんだ』などの高い演技力で大注目の若手女優岸井ゆきの、あっさり上司に懐柔される部員チカダ役にヨーロッパ企画の本多力、掘削オタクのヤマダ役にドラマ「中学聖日記」などの町田啓太、スパルタ教育でドイの意地を引き出すフワ役に圧倒的な存在感を放つ六角精児、そして、熱血で巻き込み型の上司アサガワ役に独自の視点での語り口でファンを魅了し続けている小木博明(おぎやはぎ)が、それぞれ新境地を切り開いていく。さらに、鈴木拓、鶴見辰吾、濱田マリ、高橋努といった個性豊かな面々が脇を固める。
脚本は2013年春に本作の舞台化を果たし、2017年「来てけつかるべき新世界」で第61回岸田國士戯曲賞を受賞したヨーロッパ企画代表で『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』などの上田誠が担当。その脚本を元に、無我夢中で仕事に取り組むサラリーマンたちの姿を愛ある目線で描き出すのは、映画『賭ケグルイ』、『あさひなぐ』、『ヒロイン失格』など数々のヒット作を生み出してきた英勉監督だ。
ことの始まりは、とある会議室。高度成長期のころ、ダム、トンネル、発電所など、数々の大プロジェクトに携わってきた前田建設工業株式会社の一室で、上司アサガワが言い放った一言から始まった。「うちの技術で、マジンガーの格納庫を作ろう!」それまで何気なく仕事をしてきた若手サラリーマンのドイと部員達が、上司のムチャぶりに巻き込まれ「マジンガーZの地下格納庫」の建設に挑む物語だ。ただし、実物としては作らない―。彼らに課されたミッションは、実物を作るのと全く同じように取り組むこと。そう、これは心の中に建設するという、日本の技術の底力を駆使したとんでもない無謀なプロジェクトだった!しかし、あまりに突拍子もないプロジェクトのため、なかなか社内の協力を得られない。 加えて、現実世界の常識では到底理解できないアニメ世界の途方も無い設定や、あいまいで辻褄の合わない設定に翻弄されるばかり…。 果たしてファンタジー営業部は、無事に「地下格納庫」の設計図と見積もり書を完成させ、プロジェクトを成功させることができるのか―。
【story】
2003年.前田建設工業のオフィスの片隅にある広報グループ。
社会人になったら粛々と生きていく、と働くことに情熱を見いだせないでいたドイ(高杉真宙)が憂鬱そうにパソコンに向かっている。満面の笑みをたたえたグループリーダーのアサガワ(小木博明)の「マジンガーZの格納庫を作れるか」という問いに、適当に答えるドイ。そんな二人のやりとりに、同グループのベッショ(上地雄輔)、エモト(岸井ゆきの)、チカダ(本多力)も入ってきて口々に持論を展開する。部下たちが話に乗ってきたタイミングを見計らい、アサガワの声が轟いた。
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