りんごのうかの少女 screen ベティ

遠くへ行きたい。親も、学校も、りんごもないどこかへ。
横浜聡子監督の鮮烈な眼差しが、少女を揺さぶる!

【監督】横浜聡子
【キャスト】とき,永瀬正敏,工藤夕貴,永澤一哉,黒滝颯一郎
2013年/日本/42分/リトルモア/ブルーレイ上映(※上映スケジュール表でDCPと記載しておりましたが誤りです。申し訳ありません)

2月01日(土)〜2月07日(金)
19:35〜20:20
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,000 ¥1,000 ¥1,000
会員 ¥800 ¥800 ¥800
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
◉2/1(土)初日舞台挨拶
横浜聡子監督による初日舞台挨拶あり。
※映画の舞台となった青森県弘前産のリンゴを先着でプレゼント。

◉2/2(日)は「りんご娘の日」
本編上映前にりんご娘のときさん、王林さんからのビデオレターと、劇中にも使用されているりんご娘「だびょん」のミュージックビデオを上映!また、ご入場者先着30名様には『りんごのうかの少女』特製ポストカード2枚組(1枚は「りんご娘」直筆サイン入り)をプレゼント

◉2/5(水)レディースデー
先着でりんごメモ帳プレゼント!
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世界が注目する映画監督・横浜聡子が描く、鮮烈な青春像と家族像

青森県弘前市、岩木山の麓でりんご農園を営む三上一家。14歳のりん子(とき)は、仲の悪い母(工藤夕貴)と祖母、仕事もせずに酒ばかり飲んでいる父(永瀬正敏)に嫌気がさし、学校にも行かず家出を繰り返している。ある日、家出の資金が底をつき、久々に家へ戻ったりん子が出会ったのは、亡くなった父の遺影と、父がりん子の誕生日プレゼントにと連れてきた“馬”だったー。青森県出身の映画監督・横浜聡子が、オール津軽ロケ&オール津軽弁で鮮烈に描く、少女の思春期と壊れかけた家族のものがたり。横浜聡子監督の才能と脚本に惚れ込んだ永瀬正敏と工藤夕貴が、ジム・ジャームッシュ監督作品『ミステリー・トレイン』以来の共演を果たした。

脚本・監督は『ジャーマン+雨』により、日本映画監督協会新人賞を初長編で受賞した横浜聡子。トラウマを抱え辺境でしか生きられない人々を笑い飛ばしながら前進させ、比類なきユーモアと寓話性で弱者への応援歌を作り上げた。その絶妙な感性は、突然、常軌を逸した行動に走る主人公に松山ケンイチを迎えた『ウルトラミラクルラブストーリー』でも遺憾無く発揮され、初の商業映画にしてキネマ旬報ベストテン入り、毎日映画コンクール他で松山ケンイチが主演男優賞を受賞した。
本作『りんごのうかの少女』は、イギリスを代表する国際映画祭で、アメリカのサンダンス映画祭と比較して語られることも多いロンドン・レインダンス映画祭にて“Best International Short”(最優秀作品賞・短編部門)にノミネートされ、前作の短編2本『真夜中からとびうつれ』と『おばあちゃん女の子』と共に特集上映された。
世界でも注目を浴びる横浜監督の最新作『りんごのうかの少女』は、横浜作品の中ではシンプルな中編ストーリーだが、だからこそ横浜聡子の才気がまじまじと明るみになる一本である。

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