小さき声のカノン 選択する人々 screen ジャック

公式サイト: http://kamanaka.com/canon/

福島-チェルノブイリ 国境を超えて「被ばく」から子供を守る母たちのドキュメンタリー

【監督】鎌仲ひとみ
2014年/日本/119分/環境テレビトラスト/DCP上映

5月02日(土)〜5月08日(金)
11:25〜13:30
5月09日(土)〜5月15日(金)
11:25〜13:30
5月16日(土)
09:45〜11:45
5月19日(火)〜5月22日(金)
09:45〜11:45
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,500円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(4/28(火)まで)
前売り券特典:DVD「カノンだより vol.1」
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下記の各日上映後、
鎌仲ひとみ監督とゲストによるトークショー開催!

・5/2(土)高遠菜穂子さん(イラク支援ボランティア)
・5/5(火・祝)木内みどりさん(女優)
・5/10(日)鎌仲ひとみ監督のみトーク
・5/12(火) ピーター・バラカンさん(ブロードキャスター)

※別日でもトークショー開催を調整中。
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★5/5(火・こどもの日)<家族であんしんシネマ>
5/5(火)「こどもの日」の上映では、赤ちゃんや小さいお子さま、お孫さん連れのお客様の入場を歓迎いたします!
客席後方一部の座席をお子さま連れ優先席にさせていただきます。また、ベビーカー置き場・おむつ換えシート・お子様用座布団をご用意しています。
※一般の方もご覧いただけますが、予めご了承くださいますよう、ご協力お願い申し上げます。

5/5(火・こどもの日)<家族であんしんシネマ>
 09:45~「パパ、遺伝子組み換えってなぁに?」
 11:25~「小さき声のカノン 選択する人々」
 13:50~「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」
 15:20~「劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション」

※「小さき声のカノン 選択する人々」は5/13(水)も<家族であんしんシネマ>開催予定

☆また、GW中~5/8(金)まで、ご来場のお子さま全員にミニお菓子プレゼント!
※パッケージの原材料表示に「(遺伝子組み換えでない)」表記があるものを中心に揃えました。
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5/10(日)は音声ガイド付き上映開催

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オンラインチケット購入はこちら

はじめはみんな、 泣き虫なフツーのお母さんだった。
『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』の鎌仲ひとみ監督最新作!
福島、そしてチェルノブイリ後のベラルーシ。
お母さんたちは、“希望”を選択した。

東京電力福島原発事故から4年。事故による影響は安全である・危険であるといった議論からこぼれ落ちる声が存在している。
それは不安な気持ちを抱えたお母さんたちの声だ。
かつてチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きたのか。お母さんたちはどうやって子どもを守ろうとしたのか?
福島とチェルノブイリとの時間差は25年、今なおその影響が続いていることは、実は知られていない。日本のお母さんたちと同様、不安を抱いたお母さんたちが大きな声に流されることなく、直感にしたがって子どもたちを守る道を探し続けている。
事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。
希望を具体的につくり出す新しいステージに今、私たちは立っている。迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。


鎌仲ひとみ監督からのメッセージ

母なるものへの希望

3.11の震災によってひき起こされた原発事故の衝撃は、凄まじいものでした。
そしてその影響は、時と共に薄れていくのではなく、この三年間、私のなかでより深く、大きなものとなっていきました。
映画監督として“核をめぐる三部作”(『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』)を作り続けてきた私の願いは、「子どもたちを被ばくから守りたい」というものでした。東京電力福島第一原発事故以降、この言葉は非常な頻度で使われ、手あかがつき、陳腐化してしまったかもしれません。しかし私の中では、まったく古びることなく、未だに達成できない大きな目標として存在しています。なぜなら、今も事故前よりはるかに多く無用の被ばくを受け続けて、何も対策を施されていないこんなにも多くの子どもたちが、日常を生きることとなってしまったからです。

『ヒバクシャ』で描いた汚染地に暮らす子どもが、今、目の前にいる。
『六ヶ所村ラプソディー』で描いた原子力産業の矛盾が噴出してきた。
『ミツバチの羽音と地球の回転』で描いた原発のその先へ向かうまなざしと方法が、原発再稼働で塞がれようとしている。

そんな今、この三本の先に、今回の『小さき声のカノン』をどうしても作らなくてはならない、と私を突き動かしたもの。それは「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことを伝えたい、という抜き差しならない思いです。
混沌と矛盾に満ちた現実に一本の糸を通す、それがドキュメンタリー映画だとしたら、今回の『小さき声のカノン』はまさしくそのような作業をした、という手応えがあります。
被ばくや汚染を認めたくない、差別されたくない人々の心理が利用され、当事者たちが自ら安全を主張する。東電も政府も責任から逃れ続ける。よじれた現実のただ中で子どもたちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。
原発事故後の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて、映画から感じていただきたいと願っています。

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