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なぜこんなに嫌われ、愛されるのか?
【終了日:6/3(金)】
【監督】大島新
【キャスト】園子温,染谷将太,二階堂ふみ,田野辺尚人,安岡卓治
2016年/日本/97分/日活/DCP
5月14日(土)〜5月20日(金) |
17:35〜19:20 |
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5月21日(土)〜5月27日(金) |
17:15〜18:55 |
5月28日(土)〜6月03日(金) |
19:00〜20:35 [レイト] |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
【比類なき映画監督・園子温を記録した初の長編ドキュメンタリー】
2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』など4本の新作が公開され、日本で最も多忙な映画監督となった園子温(54歳)。多くのメディアが数奇な運命をたどった半生が取り上げられ、時には過激な発言が物議を呼ぶ。しかし、それは園子温の一面でしかない。
本作で描かれる園子温の“いま”は、新たな映画企画の打ち合わせに忙殺されながら、アトリエで自由奔放に絵を描き、ミュージシャンとして破天荒なライブを行い、路上パフォーマンスで警察に事情聴取され、自宅では妻との穏やかな時間を過ごす姿だ。
そして、4半世紀前に書いた脚本『ひそひそ星』が、2014年9月にクランクインを迎えた。園は『ひそひそ星』を“いま”映画にするにあたって、福島県の被災地で撮影することを選んだ。『ヒミズ』『希望の国』(2012)で震災、原発をいち早く描いてから4年。地元の人々の声に耳を傾け、荒涼とした風景にカメラを向ける園子温は何を思うのか。
【「情熱大陸」で園子温を追った大島新が一年にわたる長期取材を敢行!】
2014年に「情熱大陸・園子温」(MBS)を演出した大島新が本作を監督。番組は大きな反響を呼んだが、テレビに収まりきらない規格外の園の魅力を描きたいという思いが、大島に『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』(07)以来となる九年ぶりの映画を撮ることを決意させた。人物ドキュメンタリーを長く手掛けてきた大島は、故・大島渚監督の次男。番組放送後の2014年9月から開始された撮影は、一年にわたって続けられ、これまでの園を取り上げたドキュメンタリーとは取材期間の長さ、濃密さにおいても一線を画するものとなった。
【園子温と園子温の関係者が語る、園子温という生きもの】
『ヒミズ』で初めて園作品に出演した染谷将太と二階堂ふみ、自主映画時代からつきあいのある田野邊尚人(「別冊映画秘宝」編集長)、アーティスト活動でコラボレーションするエリイ(Chim↑Pom)、そして主演作『恋の罪』(11)を経て私生活でもパートナーとなった神楽坂恵らが、それぞれの視点から「珍種の生きもの」園子温を語る。
メディアでは露悪的にふるまうこともある園だが、本作には普段は見せない表情が映し出されている。
『部屋THE ROOM』(93)をプロデュースした安岡卓治と久々に再開した飲み会では、何をやっても上手くいかなかった“映画の神様に見捨てられた時代”の悪戦苦闘を穏やかに振り返る。
過去があって“いま”がある。長期の取材と証言で構成された本作は“園子温という生きもの”のむきだしの記録である。
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