火の山のマリア screen ジャック

グアテマラ、火山のふもとに暮らすマヤ人のマリア。
自らの運命にあらがう魂は、やがて新たな生命をはぐくみ、聖なる大地に祈りを捧げる―
【終了日:4/29(金)】

【原題】Ixcanul
【監督】ハイロ・ブスタマンテ
【キャスト】マリア・メルセデス・コロイ,マリア・テロン,マヌエル・アントゥン
2015年/グアテマラ,フランス/93分/エスパース・サロウ/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
4月16日(土)〜4月22日(金)
11:40〜13:15
4月23日(土)〜4月29日(金)
17:25〜19:00
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,000
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,000
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★来場者プレゼント!(数量限定)

ウーマンズハンド フェアトレードブランド
(200g/ロースト:中煎り/有機栽培コーヒー)

グアテマラの女性たちの手によって育てられたウーマンズハンドコーヒーをブレンド。優しい口あたり、すっきりとした後味が特徴です。
【ウーマンズハンドとは】農園で働く女性の自立を支援する、国際フェアトレードラベル機構の国際フェアトレード基準に従い認証されたフェアトレードコーヒーです。グアテマラ北西部、メキシコとの国境にあるウエウエテナンゴ地区にあるアソバグリ組合に所属する農園の女性たちによって生産されたコーヒー豆のみが認証を受け、その売上げは奨学金制度や生活環境補助など、女性たちの自立へのかけ橋になるよう還元されています。
提供:カルディコーヒーファーム
※限定数のため、なくなり次第終了となります。

   



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わたしは、この熱い大地から生まれた_
太古の記憶を呼び覚ます、大いなる「生」の物語。

【ベルリンが驚嘆した新人監督による渾身のデビュー作
グアテマラ史上初の米アカデミー賞へのエントリーを果たした傑作!】

南米作品が豊作だった2015年ベルリン国際映画祭で新たな才能が誕生した。初長編『火の山のマリア』が銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)に輝いたグアテマラ出身のハイロ・ブスタマンテ監督である。その世界的評価を受けて、『火の山のマリア』はグアテマラ史上初の米国アカデミー賞外国語映画賞へのエントリーを果たした。監督が題材として選んだのは、自身が幼少期を過ごしたマヤ文明の地で力強く生きる先住民たち。現地の人々を役者として起用し、グアテマラが抱える社会問題を取り入れながら、ドキュメンタリーのような臨場感を持つ力強い母娘の物語を作り上げた。

【グアテマラの神秘的な自然、太古から継承してきた伝統・文化と現代文明の狭間に生きる、先住民たちの現実】

映画の舞台は古代マヤ文明の繁栄したグアテマラの高地である。火山付近の肥沃な土壌で農業を営み、土地の神への感謝と畏怖を忘れない先住民たちは、昔ながらの習慣や伝統を守りながら慎ましく生きている。だが、その若い世代はアメリカ文化への憧れを持ち合わせ、昔ながらの生活にも近代化の影響が見え隠れする。そしてスペイン語を理解できない主人公一家は充分な福祉を受けることもできず、ある事件へと巻き込まれていく。そこには、監督が実際に取材して知り得た事実が盛り込まれ、矛盾を孕むグアテマラの今が浮き上がってくる。

【グアテマラという国について
火山、地震、温泉_日本と似た風土を持つグアテマラ】

南米メキシコの南に位置し、国土面積は北海道と四国を合わせた広さより少し大きい108,889㎢。日本と同じ火山国で、地震も多く、温泉もある。気候は暑くも寒くもなく、一年中過ごしやすいため「常春の国」と呼ばれる。人口は約1547万人(2013年)。そのうち46%を本作の主人公でもあるマヤ系先住民が占めているが、社会の末端に追いやられ、教育や保健医療といった基本サービスの利用も制限され、貧困率は80%にも上る。また、国民の約1割(150万人以上)が米国に移住し、海外送金が貧困地域の家計を支える。日本とは伝統的に友好関係を築き、2015年には外交関係樹立80周年を迎えた。

【自ら選んだ「人生」のために闘う少女と、葛藤しつつも我が娘を守らんとする母親の普遍的な「生」の物語】

17歳になるマヤ人のマリアは、火山のふもとで農業を営む両親と共に暮らしていた。過酷な自然に囲まれたその生活は極めて原始的な暮らしであった。
借地での農業は家族を経済的に圧迫していた。農作物が収穫できなければ追い出されてしまうからだ。そこでマリアの両親は、土地の持ち主でコーヒー農園の主任であるイグナシオにマリアを嫁がせようとする。妻に先立たれたイグナシオは3人の子どもたちを男手ひとつで育てていた。
しかし、マリアはコーヒー農園で働く青年ペペに惹かれていた。アメリカに行くというペペに、マリアは一緒に連れて行ってほしいと頼むが、彼は彼女の処女を捧げることを条件とした。控えめで真面目なマリアは悩んだ末にペペに身を任せてしまうが、ペペは一人で旅立ってしまう。
一方、両親や村人たちの農場では蛇の被害に悩まされていた。強力な農薬も効かず、みんなは頭を抱えていた。
そんなときにマリアの妊娠が発覚する。堕ろすこともできず途方に暮れるマリアだったが、「この子は生きる運命だ」という母フアナの言葉に力付けられ産み育てることを決意する。果たして、マリアと赤ん坊の運命はどうなるのか…?

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