心に吹く風 screen ベティ

公式サイト: http://kokoronifukukaze.com

「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督初の劇場映画。北海道の雄大な自然を背景に描く大人の純愛ラブストーリー
【終了日:9/29(金)】

【監督】ユン・ソクホ
【キャスト】眞島秀和,真田麻垂美,鈴木仁,駒井蓮,長内美那子
2017年/日本/107分/松竹ブロードキャスティング,アーク・フィルムズ/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
9月16日(土)〜9月22日(金)
17:20〜19:10
9月23日(土)〜9月29日(金)
09:30〜11:20
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,400円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(9/12(火)まで)有隣堂伊勢佐木町本店(上映期間中も販売/特典は付きません)
前売り券特典:ポストカード3枚セット
・9/17(日)17:20回上映後、舞台挨拶開催
 登壇者:真田麻垂美さん(主演)

パンフレットをネットショップで販売中
オンラインチケット購入はこちら

忘れられない初恋がよみがえる・・・

【松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第4弾】

「力ある監督が撮りたい映画を自由に撮る」「新しい俳優を発掘する」をテーマに、2013年に始動した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト。これまで沖田修一監督の『滝を見にいく』(14)、橋口亮輔監督の『恋人たち』(15)、坂下雄一郎監督の『東京ウィンドオーケストラ』(17)という作品を生み出し、大きな成果を上げてきたプロジェクトの第4弾となる『心に吹く風』は、韓国で数々の名作ドラマを手がけてきたユン・ソクホ監督、初めての劇場用映画となる。

【ドラマ「冬のソナタ」ユン・ソクホ監督初の劇場用映画】

日本の韓流ブームの火つけ役となった「冬のソナタ」(02)をはじめ、「秋の童話」(00)、「ラブレイン」(12)など、ピュアでロマンティックな感性を生かしたテレビドラマを手がけてきた韓国の巨匠ユン・ソクホ監督。92年に演出家としてデビューして以来、ドラマ一筋でキャリアを重ねてきたユン・ソクホ監督が「死ぬまでにぜひ、やってみたかった」という長編映画に挑んだのが本作だ。「風の物語を撮りたい」という思いから出発し、頭に浮かんだイメージを忠実に映像化するため、脚本も自ら執筆。これまでの作品でも繰り返し取り上げてきた“初恋”をテーマに、高校時代に愛し合い、23年ぶりに再会した男女が過ごす奇跡のような数日間を描き出している。日本の俳優、スタッフとのコラボレーションにも注目したい。なお、音楽は「冬のソナタ」以来のユン・ソクホ監督の盟友で、『オールド・ボーイ』(02)や『建築学概論』(12)など多くの映画でも知られるイ・ジスが担当している。

【風と光に彩られた大人の純愛ラブストーリー】

友人の住む北海道を訪れ、作品作りのための撮影を続けていたビデオアーティストのリョウスケ。乗っていた車が故障し、電話を借りるために立ち寄った家で高校時代の恋人で、今でも心に思い続けていた春香と偶然再会する。彼女が結婚していることに気づきつつも、撮影へと連れ出すリョウスケ。夫と娘、姑との変わらぬ日常を過ごしていた春香はリョウスケの態度に戸惑いつつも、少しずつ忘れていた感情を思い出していく。「大人の童話を作りたかった」という監督の言葉通り、時を経ても “初恋”の感情を失っていないリョウスケと、彼との時間や、カメラを通して見た光や風の美しさによって表情を変えていく春香の様子が繊細に捉えられている。言葉を排し、イメージと音楽で回想される高校時代のシーンも青春の爽やかさを伝える。 高校卒業以来、愛し続けてきた女性と再び出会い、1秒でも長く一緒にいようと誘う主人公リョウスケを演じているのは『愚行録』(17)などの映画のほか、ドラマでも活躍中の眞島秀和。また、突然現れたリョウスケに心かき乱される主婦・春香役を、『月とキャベツ』(96)等数々の映画でヒロインを務めた真田麻垂美が16年ぶりにスクリーンに復帰、しっとりと演じている。

【北海道の雄大な風景を収めた映像美】

「自然の偶然性をカメラに収めたい」というユン・ソクホ監督が物語の舞台に選んだのは北海道。現地に滞在しながら、脚本の構想を練ったという。2016年2月に網走にてリョウスケがオーロラを撮影する冬のスコットランドのシーンを撮影した後、6月に入り、富良野近郊や美瑛で本格的な撮影がスタート。リョウスケがピアノを弾く中富良野の風景画館、春香がボランティアをする富良野自然塾・風のガーデン、美瑛にある拓真館の白樺並木、美瑛町の白金に位置する青い池などがロケ地に選ばれた。監督のイメージ通りの風、光、雨を捉えるため、約1ヶ月にわたって俳優、スタッフがロケ地近くに宿泊し、天候に合わせて撮影が行われた。

【STORY】

友人の住む北海道・富良野の郊外を訪れ、作品作りのための撮影を続けていたビデオアーティストのリョウスケ。乗っていた車が故障し、電話を借りるために立ち寄った家でドアを開けたのは、高校時代の恋人・春香だった。

23年ぶりに再会した彼女に家族がいることを知りつつも、撮影へと連れ出すリョウスケ。彼のお気に入りの小屋の中で雨宿りをしながら話すうちに高校時代の気持ちを思い出していく春香。静かな時間の中でふたりの距離は縮まっていく。

翌々日には北海道を離れなければならないリョウスケは、もう1日だけ一緒に過ごしたいと春香に頼むが……。

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