BPM ビート・パー・ミニット screen ジャック

公式サイト: http://bpm-movie.jp

第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞!ペドロ・アルモドバルに「心のパルムドール」と評された感動作
【終了日:5/11(金)】

【原題】120 battements par minute
【監督】ロバン・カンピヨ
【キャスト】ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート,アーノード・バロワ,アデル・エネル,アントワン・ライナルツ
2017年/フランス/143分/ファントム・フィルム/DCP

サービスデーなど、上映回によっては多少混み合います。
満席にはなりません。
4月28日(土)〜5月04日(金)
20:55〜23:20 [レイト]
5月05日(土)〜5月11日(金)
15:10〜17:35
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
<R15+>指定作品
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
会員 ¥1,200 ¥1,100 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
前売り券を1,400円にて販売中
販売場所:劇場窓口(公開前日まで)、ネットショップ(4/24(火)まで)
前売り券特典:オリジナル缶バッジ
パンフレットをネットショップで販売中
オンラインチケット購入はこちら

圧巻!!
世界中の映画賞を総なめ!

【実話から生まれた魂を激しく揺さぶる濃厚で鮮烈な愛と人生の物語】

90年代初頭のパリ。HIV/エイズが発生してからほぼ10年の間に、その脅威が広がるなか、政府も製薬会社もいまだ見て見ぬ振りを決め込んでいた。仲間が次々と亡くなっていくなか、業を煮やした活動団体「ACT UP-Paris」のメンバーたちは、より過激に人々へ訴える手段に出る。彼らにとってこれは文字通り生死をかけた闘いであり、一刻の猶予もならない事態だったのだ。そんななか、新たにメンバーとなったナタンは、グループの中心的な存在であるショーンに出会い、ふたりは徐々に惹かれ合うようになる。だが、ショーンはすでにHIVに感染しており、自分の運命を自覚していた―。
前作『イースタン• ボーイズ』がヨーロッパで高く評価されたカンピヨ監督は、実際に当時ACT UPのメンバーであり、自らの体験を元に脚本家のフィリップ•マンジョとともにストーリーを構築した。それだけに、当時のパリの空気やメンバーたちの活動ぶりがヴィヴィッドにスクリーンに再現されている。とくにゲイパレード並みの華やかなデモ行進や、ダンス•ミュージックが響くパリのクラブの場面などは、絶望のかたわら、運命に抗い、限りある生を謳歌しようとした彼らの痛切な叫びが聞こえてくるようだ。
そんな彼らの生きざまを鮮烈に体現した若い俳優たちのアンサンブルもまた、本作のみどころのひとつ。カンピヨ監督はほぼ9ヶ月を掛けてオーディションをおこない、知名度に拘らずそれぞれのキャラクターにもっとも合った俳優を選び出した。彼らの生き生きとした表情や、全身からほとばしるエネルギーがスクリーンに刻み込まれ、観る者の感情を激しく揺さぶる迫真のドラマに仕上がっている。

【STORY】

90年代始めのパリ。HIV/エイズは目に見えない形で確実に広がり、とくに若い世代に大きな被害を及ばしていた。だが政府も製薬業界も一向に対策に本腰を入れず、社会的にもHIV感染者に対する偏見や差別が広がりつつある。そんな状況のなか、パリを拠点にする活動団体「ACT UP-Paris」には、さまざまな人々が集まっていた。恐怖や不安に苛まされる感染者たちはもとより、恋人や子供が感染し対策を訴える家族、あるいは陽性ではないものの問題意識を持った者。彼らにとって、団体こそが本音を語れるいわば疑似家族のような存在であり、他のメンバーたちと熱心な議論を交わしたり、抗議運動に参加することは個人的な支えにもなっていた。

新しくメンバーに加わったナタンもそんなひとりで、HIV陰性ながら、積極的にミーティングや示威活動に参加していく。彼らはエイズ患者やHIV感染者への不当な差別や環境を改善するため、正しい知識を啓蒙するためのデモ行進や、政府や製薬会社への抗議、高校での性教育などの活動を行っていた。
グループのなかでももっとも政治的で行動派なカリスマ的存在のショーンは、自身もHIV陽性という現実を抱えており、温和な活動を続けていてはいつまでも現状を変えられないと訴えていた。メンバーのまとめ役であるチボーやオーガナイザーのソフィは、そんなショーンのやり方に、時に反感を覚えながらも、製薬会社の責任者たちの偏見や無関心さに失望し、行動を共にする。
やがて彼らは、製薬会社のオフィスに押しかけ、血液に見立てた真っ赤なペンキを袋詰めにしてオフィスに投げつけたり、許可なく学校を訪れて生徒たちにコンドームを配ったりと、その活動は日に日に過激さを増していった。
内向的なナタンは密かにショーンに惹かれていく。ある日、女子学生に差別的な言葉を投げかけられたナタンにショーンがキスをしたことがきっかけに、ふたりの距離は一気に縮まる。
まるで死への恐怖に抗うかのように、エネルギッシュに生を謳歌し、お互いを求め合うふたり。だが病魔は確実に、ショーンの身体を蝕んでいた。
一向に治療薬の開発は進まず、手の施しようがない状況下で、目に見えてやつれていくショーン。そんな彼をナタンとACT UPのメンバーたちはただ見守ることしか出来ず─。

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