ナチス第三の男 screen ジャック

ナチスで最も危険な男、ラインハルト・ハイドリヒ。彼はなぜ恐ろしい人物へと変貌し、38歳の若さで暗殺されたのか?
【終了日:2019年5/24(金)】

【原題】The Man with the Iron Heart
【監督】セドリック・ヒメネス
【キャスト】ジェイソン・クラーク,ロザムンド・パイク,ジャック・オコンネル,ジャック・レイナー,ミア・ワシコウスカ
2017年/フランス,イギリス,ベルギー/120分/アスミック・エース/DCP

5月11日(土)〜5月17日(金)
08:15〜10:15
5月18日(土)〜5月24日(金)
11:00〜13:00
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,100
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,100
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
<R15+>指定作品
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なぜヒトラーでも
ヒムラーでもなく、彼だったのか?

【史上唯一成功した、ナチス高官の暗殺計画。誰も知らない真実の物語。】

ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、“ナチス第三の男”ラインハルト・ハイドリヒ。その冷徹極まりない手腕から、ナチス党内でもとりわけ忌まわしい人物として“金髪の野獣”と渾名され、ヒトラーさえもが恐れた男。ハイドリヒはナチス政権の高官として華々しい出世を遂げるが、第二次世界大戦に至るまでの年月とその戦時下において、ヨーロッパの人々に残忍で容赦ない恐怖をもたらした。貴族階級の妻リナによってナチスのイデオロギーを吹き込まれたハイドリヒは、<ユダヤ人大量虐殺>の首謀者として、誰も止めることのできない絶大な権力を手にしていく。だが、英国政府から訓練を受け、チェコスロバキア亡命政府によって送り込まれたチェコのレジスタンスグループが、この抑止不能な男を止めようとしていた。大胆にもパラシュートで潜入したヤン・クビシュとヨゼフ・ガブチーク率いる暗殺部隊が、綿密な計画の過程を経て、プラハの街を移動するハイドリヒの一行を襲撃し、致命傷を負わせる。これにより、ハイドリヒは第二次世界大戦中に殺害された唯一のナチス最高幹部となった。ナチス政権に揺さぶりをかけた歴史的瞬間は、それぞれの信念を貫いた、両極に位置する人々によって生み出された。史上唯一成功した、ナチス高官の暗殺計画の真実が今、明かされる――。

【本屋大賞翻訳部門第一位/ゴンクール賞最優秀新人賞受賞の世界25ヶ国で翻訳された大ベストセラー小説を基に映画化!!
言葉を失う衝撃。圧倒的なリアリティ。】

原作は、NYタイムズ紙の“注目すべき本”に選出された、ローラン・ビネの大ベストセラー「HHhH プラハ、1942年」。世界25ヶ国で翻訳され、本屋大賞翻訳部門第一位ほか幾多の賞を総なめにし、世界累計販売部数75万部以上売り上げるなど純文学としては驚異的大ヒットを飛ばした。映像化オファーが殺到するなか、原作に惚れ込み、映画化権を獲得したフランスの新鋭セドリック・ヒメネス監督は、これまで描かれることのなかった怪物・ハイドリヒの人間性に真正面から迫り、特筆すべき歴史的瞬間を忠実に再現。さらに、決して理想を諦めず、自国のために立ち上がった青年らの友情と葛藤、痛切な運命を、瑞々しい心理描写で表現。ナチス側とレジスタンス側の両極に位置する人々の足跡に真正面から深く入り込むことで、想像を絶する真実を圧倒的なリアリティで描き切り、原作者も「小説と別物ではあるけれど素晴らしい映画」と絶賛した。ハイドリヒを演じるのは、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(15)など話題作への出演が絶えないジェイソン・クラーク。その妻リナに、『ゴーン・ガール』(14)のロザムンド・パイク。さらに、若き暗殺実行犯に『不屈の男 アンブロークン』(16)のジャック・オコンネルと『シング・ストリート 未来へのうた』(16)のジャック・レイナー。レジスタンスの恋人役で『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ(10、16)のミア・ワシコウスカらが脇を固め、各々の眼差しが世界を震撼させた激動の時代を浮き彫りにする。

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