「私の20世紀」上映記念リバイバル!
同じ夢を見た男女の、幻想的でリアルな愛と孤独の物語
【終了日:2019年6/28(金)※1週限定上映】
【原題】Testrol es lelekrol
【監督】イルディコ・エンエディ
【キャスト】アレクサンドラ・ボルベーイ,ゲーザ・モルチャーニ,レーカ・テンキ,エルビン・ナジ,タマーシュ・ヨルダーン
2017年/ハンガリー/116分/サンリス/DCP
6月22日(土)〜6月28日(金) |
17:50〜19:45 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,300 | ¥1,100 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,100 | ¥1,100 | ¥1,100 |
【若い女と中年男 孤独な二人を結びつけたのは“鹿”の夢。ファンタジックでリアルな愛の物語】
ハンガリー、ブダペスト郊外の食肉処理場。代理職員として働くマーリアはコミュニケーションが苦手で職場になじめない。片手が不自由な上司のエンドレは彼女を気に掛けるが、うまく噛み合わず…。そんな不器用な二人が急接近するきっかけは「同じ夢を見た」ことだった。恋からはほど遠い孤独な男女の少し不思議で刺激的なラブストーリー。
【2017年ベルリン国際映画祭 金熊賞<最高賞>など4冠の快挙!東欧の鬼才、18年間のブランクから鮮やかに復活】
監督は長編デビュー作『私の20世紀』(89)がカンヌでカメラドール<最優秀新人賞>を受賞した、ハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ。本作では人間の孤独に寄り添いながらも、自分の殻から一歩踏み出す勇気を与えてくれる優しい物語を紡ぐ。18年ぶりに発表した長編映画である本作は見事ベルリンを制し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、賞レースで快進撃を続ける。本国ハンガリーでは大ヒットを記録し、昨年3月2日公開から1年以上経った現在(2018年3月)もロングラン上映中である。
【不思議な世界観にリアリティをもたらした
透明感のある新星女優と演技未経験のベテラン編集者】
透き通るような美しさを持つヒロイン、マーリアを演じるのは、主に舞台で活躍する新星アレクサンドラ・ボルベーイ。本作の熱演で、イザベル・ユペールやジュリエット・ビノシュを抑え、ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞を獲得する快挙を果たした。彼女が恋する上司、エンドレ役は俳優ではなく、ハンガリーの劇場で11年に渡りドラマトゥルクとして活躍した後、著名な出版社で20年間、編集発行人を務めていたゲーザ・モルチャーニ。監督からその存在感とカリスマ性を買われ、初めての演技に挑み、現実味のある男性像を作り上げた。
【STORY】
ハンガリー、ブダペスト郊外の食肉処理場。代理職員として働くマーリアは、コミュニケーションが苦手で職場になじめない。片手が不自由な上司のエンドレは彼女を気に掛けるが、うまく噛み合わず…。そんなある日、牛用の交尾薬が盗まれる事件が発生する。犯人を割り出すため、全従業員が精神分析医のカウンセリングを受ける事態に。すると、マーリアとエンドレが同じ夢を共有していたことが明らかになる。二人は夢の中で“鹿”として出会い、交流していたのだ。奇妙な一致に驚くマーリアとエンドレは、夢の話をきっかけに急接近する。マーリアは戸惑いながらもエンドレに強く惹かれるが、彼からのアプローチにうまく応えられず二人はすれ違ってしまう。夢の中ではありのままでいられるのに、現実世界の恋は一筋縄には進まない。恋からはほど遠い孤独な男女の少し不思議で刺激的なラブストーリー。
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