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イッセー尾形主演。日本初の漫画家「北沢楽天」
漫画を世に遺した男、その人生の答えとは
【終了日:2021年3/5(金)※1週限定上映】
【監督】大木萠
【キャスト】イッセー尾形,篠原ともえ,稲荷卓央,橋爪遼
2018年/日本/118分/アースゲート,contrail/DCP
2月27日(土)〜3月05日(金) |
15:30〜17:35 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
日本人で初めて漫画家として成功し、初めての印税契約、初の定期連載、漫画家のプロダクション化、カラー漫画雑誌の発行など現在の漫画業界の礎を築いた北沢楽天。
明治・大正・昭和と移りゆく激動の時代のなか、彼が描き続けた漫画は、手塚治虫や長谷川町子など後年の人気漫画家にも大きな影響を与えた。
海外でも絶大な人気を誇った ‟日本初の漫画家” の知られざる生涯が、いまスクリーンで明かされる。
北沢楽天を演じるのは、”一人芝居の第一人者”で『沈黙 -サイレンス-』(17)など国際的評価も高いイッセー尾形。楽天を支え続けた妻・いの役には、デザイナーとしても活躍する女優・篠原ともえ。楽天と対峙する検閲官役は劇団唐組出身の稲荷卓央、才能を見出す福沢諭吉役にモロ師岡など多彩なキャスト陣が集結。人気お笑いコンビ・さらば青春の光 も出演。監督は新鋭女性監督・大木萠が務め、デビュー作『花火思想』(14)に続き、”表現者とは何か”を題材にした劇場公開2作目となる。
【story】
昭和18年、漫画家が団結して国策に協力する『日本漫画奉公会』が設立。
日本は本格的な国策へと乗り出していた。
そんな中、一人の老人が内務省の検閲課に呼ばれた。
薄暗い小部屋に案内され、検閲官と対峙する老人。
ポツリポツリと過去の記憶を語りだしたこの老人こそが、日本漫画奉公会の会長であり、
かつて"近代漫画の父"と呼ばれ、現在に至る漫画を"職業"として確立した男・北沢楽天その人であった。
風刺画家として福沢諭吉にその才能を見出された若かりし頃の楽天は、「日本初の職業漫画家」となり、一気に売れっ子の道を駆け上っていく。
一躍時代の寵児となった楽天は、政治家すら一目置くほどの存在となっていった。
一方でたくさんの弟子を養成し、次々と新しい表現方法に挑戦し、
それまで「ポンチ絵」として蔑まれていた風刺絵を
「漫画」というひとつのジャンルして広く世に浸透させた。
開拓の明治にはじまり、浪漫の大正を経て、そして激動の昭和へ……。
しかし、やがて黒く強大な時代の渦が、楽天や漫画はおろか、日本全体をも飲み込んでいくのであった――。
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