イングリッド・バーグマンとイングマール・ベルイマンが組んだ傑作がデジタルリマスターで復活!
【原題】Hostsonaten
【監督】イングマール・ベルイマン
【キャスト】イングリッド・バーグマン,リブ・ウルマン,レナ・ナイマン,グンナール・ビョルンストランド
1978年/スウェーデン/92分/マジックアワー/ブルーレイ上映
11月05日(火)〜11月08日(金) |
16:00〜17:40 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,000 | ¥1,000 |
国際的なピアニストで、恋愛経験もきらびやかな母親シャロッテと、抑圧されて育った娘エーヴァとの壮絶な確執を描いた人間ドラマ。
「我が子を犠牲に 芸術に打ち込む母親」という、かつて不倫の末ハリウッドを捨て、イタリアのロベルト・ロッセリーニ監督のもとへ走った自身の人生と重ねあわせるかのような設定と、あまりに自己中心的なシャロッテの人物造型に抵抗を示したバーグマンは、撮影中何度もベルイマンと激しい衝突を繰り返す。
ベルイマンとの激烈な議論を重ねるうちに、徐々に役柄をつかんでいったバーグマン。映画のクライマックス、母娘が積もりに積もった互いへの感情をぶちまける壮絶な愛憎劇は、「映画史上最高のシーン」「イングリッド・バーグマンの人生で最高の演技」と批評家たちに絶賛された。
ベルイマンは「わたしは『秋のソナタ』以前に彼女と一緒に多くの映画を作らなかったことが残念でならない。なぜなら彼女はわたしを刺激して、彼女のための役を書かせようとする魅力的ななにかをそなえているからだ。」とバーグマンを讃えた。
本作撮影中、既にガンを患っていたバーグマンは、自身の演技に満足して映画界引退を宣言。映画公開の4年後の1982年8月29日、奇しくも自身の誕生日と同日に、67歳で世を去った。
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