公式サイト: https://ikedakataru.movie
池田英彦の初監督作にして遺作、障害を持った者のリアルな愛を映す映画【終了日:2022年1/21(金)】
【監督】池田英彦
【キャスト】池田英彦,毛利悟巳
2020年/日本/58分/ブライトホース・フィルム/DCP
1月15日(土)〜1月21日(金) |
16:15〜17:20 |
---|
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,100 | ¥1,100 |
四肢軟骨無形成症のイケダは身長100センチ。スキルス性胃癌ステージ4の宣告を受けた彼は、生きているうちにセックスを沢山したいと考え、その過程でカメラを回し始める。その楽しみを覚えたイケダはある企みを思いつく。「僕の本当の姿を映画にして、見せつけてやる」。そして、20年来の親友である脚本家・真野勝成を巻き込み、虚実入り乱れた映画の撮影を始める。エンディングは初めからイケダの死と決まっていた。
「僕が死んだら必ず映画館で上映してほしい」と言い残してイケダは2年間の闘病後に逝去。あとにはイケダが「作品」と呼んだ不特定多数の女性とセックスを記録した映像をはじめとする、60時間を超す素材が遺された。
イケダの意思を受け継ぎ映画を完成させたのは、彼の親友にして、『相棒』『デスノート Light up the NEW world』等のヒット作の脚本を手掛ける真野勝成。そして、編集を務めたのは、『ナイトクルージング』『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』等の監督作がある佐々木誠。膨大に残された断片的な素材を58分に見事まとめあげた。
ポスタービジュアルには、おしゃれをして渋谷の街に繰り出すイケダのポートレートが使用されており、「僕の最後、映画にしちゃう?」とカメラを持っている真野に話しかける姿がビジュアルに採用されている。また、エッセイスト、漫画家の能町みね子に加え、自身も脳性麻痺患者の姿を赤裸々に捉えた「さようならCP」等、数多くの傑作ドキュメンタリーを監督した原一男も、本作について太鼓判を押す。
当事者自ら、命をかけて、障害を持った者のリアルな「愛」を描いた、これまでにない骨太かつポップな“多様性”を捉えた必見の<超>問題作!
(C)2021 愛について語る時にイケダが語ること
月例イベント
ブログ