これはコロナ禍で翻弄されるミニシアターの闘いの記録だ。
【終映日:2023年3月31日(金)】※1週間限定上映
【監督】菅原竜太
【キャスト】木全純治,坪井篤史,足立正生,入江悠,瀬戸慎吾,井浦新,奥田瑛二,若松孝二,韓英恵
2022年/日本/93分/メ~テレ,シネマスコーレ/DCP
3月25日(土)〜3月31日(金) |
17:10〜18:50 |
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一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,100 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,100 |
2月に名古屋で先行公開した映画「コロナなんかぶっ飛ばせ」をバージョンアップして、東京をはじめ全国のミニシアターで公開します。
本作は名古屋にあるミニシアター「シネマスコーレ」の木全純治支配人を追ったドキュメンタリー。
2021年3月に中部地区で放送した「メ~テレドキュメント 復館 ~シネマとコロナ~」(ギャラクシー賞 奨励賞受賞)に、未公開シーンや継続取材した映像を加え、劇場用に再編集したものです。新型コロナ禍で、開館以来、初めて休館に追い込まれるなど、様々な苦境に見舞われながらも、「なんてことない」と笑顔を絶やさず、映画文化の多様性を守るために奮闘する支配人の姿を追いました。
シネマスコーレの座席数は51席。1983年に映画監督の若松孝二氏が創立して以来、木全支配人が見出したインディーズ映画やアジア映画の“知られざる名作”を“一日も休まずに”上映してきました。近年は坪井篤史副支配人が仕掛ける独創的なイベントで全国的に名前を知られるようになりました。
映画作品と観客の「近さ」が魅力だったシネマスコーレは、「密」の回避が叫ばれる社会で存続できるのか。
2年間に及ぶ取材をもとに、ミニシアターが映画文化の発展に果たしてきた役割の大きさ、そして“多様性”が持つ意味を問い掛けます。
音楽は、若松孝二監督の荒々しさ、スコーレスタッフの映画への情熱を表現するため、オリジナル楽曲を制作しました。作曲は松本恵さん。その他ピアニストの山田秀俊さんをはじめ豪華アーティストが参加しています。
メ~テレでは、シネマスコーレの坪井副支配人の映画愛を描いた「シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」を2017年にシネマスコーレで公開しており、今作は、メ~テレドキュメントの映画化第2弾となります。
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