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『未来世紀ブラジル』で知られる鬼才テリー・ギリアムの単独初監督デビュー作!【終映日:2022年8月26日(金)】
【原題】Jabberwocky
【監督】テリー・ギリアム
【キャスト】マイケル・ペイリン,ハリー・H・コルベット,ジョン・ル・メスリエール,ウォーレン・ミッチェル,ロドニー・ビューズ,ニール・イネス,テリー・ジョーンズ
1977年/イギリス/106分/アンプラグド/DCP
8月13日(土)〜8月19日(金) |
21:00〜22:45 [レイト] |
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8月20日(土)〜8月26日(金) |
17:15〜19:05 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,200 | ¥1,200 | ¥1,200 |
幻想的、皮肉、残酷、奇妙奇天烈……イギリス最強のコメディ集団〈モンティ・パイソン〉に唯一のアメリカ人アニメーターとして参加、映画『未来世紀ブラジル』(85)や『バロン』(88)、『12モンキーズ』(95)、『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(18)などで知られる鬼才テリー・ギリアム監督の描いてきた世界観を表すなら、必ずと言っていい程このような言葉が飛び出すであろう。テリー・ジョーンズと共同監督の『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(75)を経て、1977年に初めてテリー・ギリアムが単独監督を果たしたのが『ジャバーウォッキー』である。本作は、ルイス・キャロルのナンセンス詩を基に着想され、パイソンズ・メンバーのマイケル・ペイリンが主演を務めた中世ファンタジック冒険コメディ。とある王国を舞台に凶暴な怪獣退治に巻き込まれた青年の活躍をブラック・ユーモア満載で描いている。日本では1980年に初上映後、VHS化されたのみであり、やがてテリー・ギリアムは独自の世界観を持った映画監督として名を馳せるようになり、ファンの間では観る事ができない“隠れた名作”として知られていた。 元の素材は長年放置され劣化も進んでしまっていたが、この度、本作の大ファンであるマーティン・スコセッシとジョージ・ルーカスの出資により4Kレストアを実施するという奇跡が起こり、テリー・ギリアム監督もスーパーバイザーとしてレストアを承認。「私が選ぶ物語には、常に皮肉が中心となっています」と語るギリアムだけに、溢れんばかりのシニカルな視点とイマジネーションの原点が凝縮された本作が45年の時を経て帰ってくる。鮮やかなりしめくるめく世界に、あなたは笑うか、唖然とするか。
『ジャバーウォッキー』は、わたしにとって初めて“自分の作品”と呼べるものでした。
自分は本物の映画監督だと信じ始めたのは、この作品を振り返った時だったと思います。
わたしが皆さんのために楽しんで作ったように、ご覧になる皆さんがこの作品を楽しんでくださることを願っています。
――テリー・ギリアム
【STORY】
村娘に片思い中の純朴な青年デニスはある日、樽職人だった父の死をきっかけに仕事を求めて街へ出ることになる。その一方で、とある王国では凶暴な怪獣の出現に困っていたブルーノ王が、怪獣退治が出来る屈強な騎士を探すため、トーナメント戦の大会を開催。デニスは仕事を求めて偶然ブルーノ王国に足を踏み入れるが、いつの間にかトーナメント戦に巻き込まれ……。
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