北欧・フィンランドで大ヒット!ミカ・カウリスマキ監督最新作
【原題】Tie pohjoiseen
【監督】ミカ・カウリスマキ
【キャスト】ベサ=マッティ・ロイリ,サムリ・エデルマン ,マリ・ペランコスキ ,ペーテル・フランツェーン,レア・マウラネン
2012年/フィンランド /113分/アルシネテラン /DCP上映
3月15日(土)〜3月21日(金) |
16:20〜18:20 |
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3月22日(土)〜3月28日(金) |
11:55〜13:55 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,000 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,000 |
2012年の夏の終わり、フィンランドの人々は、1本の映画に夢中になった。ミカ・カウリスマキが、監督・脚本・製作を手掛けた『旅人は夢を奏でる』が、同じ日に公開された『メリダとおそろしの森』の倍以上の入場者数を獲得して、初登場第1位に輝いたのだ。
『GO!GO!L.A.』、『モロ・ノ・ブラジル』に続く、北欧が誇る名匠の待望の最新作は、熱い支持をさらに広げ、2週目も『マダガスカル3』や『トータルリコール』といったハリウッド大作、日本でもブームを巻き起こした『テッド』や、映画通に愛された『ローマでアモーレ』も押しのけて、連続第1位となる大ヒットを記録した。
過ぎゆく夏を惜しむフィンランドの人々に、もうすぐ訪れる厳しい冬を乗り越えるための、楽しく温かな気持ちを贈った作品が、トロントなど世界各国の映画祭にも笑顔を届け、ついに日本にやって来る。
一流のコンサートピアニストとして成功を収めたが、私生活には失敗してしまった男、ティモ。音楽に全てを捧げる彼のストイックすぎる生活についていけなくなった妻が、まだ幼い娘を連れて家を出て行ってしまったのだ。
そんなティモの前に、3歳の時に別れたきり、35年間も音信不通だった放蕩者の父、レオが突然現れる。レオの口車に乗せられて、無理やり始まった親子の二人旅は、ティモにとって、自分のルーツを探る旅となる。存在すら知らなかった母親違いの姉を訪ねることから始まり、行く先々でとんでもない家族の秘密が明かされていったのだ。最初は反発しか覚えなかった父に、次第に共感を抱き、いつしか自分のなかにも父と同じ人生への愛を見出し始めるティモ。しかし──旅の終わりにレオは、さらに驚く“真実”を用意していた──。
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