逆転のトライアングル screen ジャック

公式サイト: https://gaga.ne.jp/triangle/

カンヌ国際映画祭パルムドール2作連続受賞なのに超ブラックな衝撃作!!
狂った時代を、笑い飛ばせ
【終映日:2023年4月28日(金)】

【原題】Triangle of Sadness
【監督】リューベン・オストルンド
【キャスト】ハリス・ディキンソン,チャールビ・ディーン,ドリー・デ・レオン,ウディ・ハレルソン
2022年/スウェーデン=ドイツ=フランス=イギリス/147分/ギャガ/DCP

4月15日(土)〜4月21日(金)
15:25〜17:55
4月22日(土)〜4月28日(金)
20:20〜22:45 [レイト]
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,800 ¥1,500 ¥1,200
会員 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,200
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
★[レイト]回はレイトショー割引
  一般 大専 シニア
通常 ¥1,500 ¥1,200 ¥1,200
会員 ¥1,200 ¥1,200 ¥1,200
高校生以下・しょうがい者:¥1,000
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この転覆劇、あなたは笑えるか?!
ブラックユーモア満載で贈る世紀の大逆転エンタメ!

モデル・人気インフルエンサーのヤヤと、男性モデルカールのカップルは、招待を受け豪華客船クルーズの旅に。リッチでクセモノだらけな乗客がバケーションを満喫し、高額チップのためならどんな望みでも叶える客室乗務員が笑顔を振りまくゴージャスな世界。しかしある夜、船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。食べ物も水もSNSもない極限状態に追い込まれる中、ヒエラルキーの頂点に立ったのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。

驚くべき人間観察眼とセンス抜群のブラックユーモアで、毎度私たちを絶妙にいたたまれない気持ちにさせてくれるスウェーデンの鬼才リューベン・オストルンド監督。2014年、フレンチアルプスのリゾートホテルで繰り広げられる、とある一家の気まずすぎるバカンスを描いた『フレンチアルプスで起きたこと』でカンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞を、続く2017年の『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で、同映画祭最高賞であるパルムドールを受賞。その手腕は、今回も絶好調で、本作『逆転のトライアングル』で再びカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞という快挙を成し遂げた。パルムドールを2回連続受賞をした監督としては史上3人目(ビレ・アウグスト、ミヒャエル・ハネケに次ぐ)の快挙となる。

出演は、人気に陰りが見え始めたイケメンモデルのカールに『マレフィセント2』のハリス・ディキンソン、人気インフルエンサーでありカールの恋人でもあるヤヤに、2022年惜しくも急逝したチャールビ・ディーン、無人島で予想外のサバイバル能力を見せるトイレ清掃婦のアビゲイルには、本作でゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされているドリー・デ・レオン、そしてアル中の船長として圧倒的な個性をみせつけていたのは『スリー・ビルボード』などでアカデミー賞®に3度ノミネートされている名優ウディ・ハレルソン。ファッション業界やルッキズム、現代階級社会などを痛烈に皮肉りながらも、私たちの価値観を見事にひっくり返す、世紀の大逆転エンタメがここに誕生した!

【STORY】

現代の超絶セレブを乗せた豪華客船が無人島に漂着。
そこで頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦だった――。

場所は高級レストラン。「ありがとう。ごちそうさま」と、恋人のヤヤ(チャールビ・ディーン) に言われ、憮然とするカール(ハリス・ディキンソン)。2人ともファッションモデルだが、ヤヤは超売れっ子でカールの何倍も稼いでいる。毎度男が払うのが当然という態度のヤヤにカールが疑問を呈すると、激しい言い争いになってしまう。「男女の役割にとらわれるべきじゃない」とカールは必死で彼女に気持ちを伝えようとするが、難しい。インフルエンサーとしても人気者のヤヤは、豪華客船クルーズの旅に招待され、カールがお供することに。乗客は桁外れの金持ちばかりで、最初に2人に話しかけてきたのは、ロシアの新興財閥“オリガルヒ”の男とその妻だ。有機肥料でひと財産築いたと語る男は、「私はクソの帝王」と笑う。船には、ヤヤに写真を撮ってもらっただけで、「お礼にロレックスを買ってやる」という「会社を売却して腐るほど金がある」男もいる。上品で優しそうな英国人老夫婦は、武器製造会社を家族経営していた。国連に地雷を禁止されて売り上げが落ちた時も、「夫婦愛で乗り切った」と胸を張る。そんな現代の超絶セレブをもてなすのは、客室乗務員の白人スタッフたち。旅の終わりに振舞われる高額チップを夢見ながら、乗客のどんな希望でも必ず叶えるプロフェッショナルだ。そして、船の下層階では、料理や清掃を担当する有色人種の裏方スタッフたちが働いている。

ある夜、船長がお客様をおもてなしするキャプテンズ・ディナーが開催される。アルコール依存症の船長(ウディ・ハレルソン) が、朝から晩まで船長室で飲んだくれていたために、延び延びになっていたイベントだ。キャビアにウニにトリュフと、高級食材をこれでもかとぶち込んだ料理がサーブされる中、船は嵐へと突入。船酔いに苦しむ客が続出し、船内は地獄絵図へ。泥酔した船長は指揮を放棄し、通りかかった海賊に手榴弾を投げられ、遂に船は難破してしまう。

数時間後、ヤヤとカール、客室乗務員のポーラ、そして数人の大富豪たちは無人島に流れ着く。海岸には救命ボートも漂着、中には清掃係のアビゲイル(ドリー・デ・レオン) が乗っていた。彼らはボート内の水とスナック菓子で空腹をしのぐが、すぐになくなってしまうのは目に見えている。すると、アビゲイルが海に潜りタコを捕獲! サバイバルのスキルなど一切ない大富豪とインフルエンサーが見守る中、アビゲイルは火をおこし、タコをさばいて調理する。

革命が起きたのは、アビゲイルが料理を分配する時だった。「ここでは私がキャプテン」という彼女の宣言を、認めなければお代わりはもらえない。全員を支配下に置いたアビゲイルは、“ 女王”として君臨していくが―。


Fredrik Wenzel (C) Plattform Produktion

映画パンフレット
SOLD OUT
「逆転のトライアングル」のパンフレット(新品/33p)です。

【収録内容】
・イントロダクション
・ストーリー
・キャラクター、キャスト紹介
・リューベン・オストルンド監督インタビュー
・レビュー「意識高い系」の足をすくうオストルンドの意地悪さ:町山智浩(映画評論家)
・レビュー「カールとヤヤ、モデルカップルの逆転劇」:清藤秀人(映画ライター)
・レビュー「恋愛脳状態の狂騒を正しく描く、毒ピュアなラブストーリー」:SYO(物書き)
・データ
・ハリス・ディキンソン(カール役)インタビュー
・チャールビ・ディーン(ヤヤ役)インタビュー
・ドリー・デ・レオン(アビゲイル役)インタビュー
・クレジット
・スクリーンショット

【原題】Triangle of Sadness
【監督】リューベン・オストルンド
【キャスト】ハリス・ディキンソン,チャールビ・ディーン,ドリー・デ・レオン,ウディ・ハレルソン
2022年/スウェーデン=ドイツ=フランス=イギリス/147分/ギャガ

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