【終了日:未定】
【原題】⼀部未完成的電影 An Unfinished Film
【監督】ロウ・イエ
【キャスト】チン・ハオ,マオ・シャオルイ,チー・シー
2024年/シンガポール・ドイツ合作/107分/アップリンク/
5月03日(土)〜5月08日(木) |
14:30〜16:20 |
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5月04日(日)〜5月06日(火) |
21:20〜23:10 [レイト] |
5月09日(金) |
09:50〜11:45 18:20〜20:15 |
5月10日(土)〜5月15日(木) |
17:50〜19:45 |
5月10日(土)〜5月16日(金) |
12:25〜14:15 |
一般 | 大専 | シニア | |
通常 | ¥1,800 | ¥1,500 | ¥1,200 |
会員 | ¥1,500 | ¥1,200 | ¥1,200 |
2019年、物語は10年間電源が入っていなかったコンピューターが起動される場面から始まる。そこには放置された未完の映画が入っており、その映画の監督は主演俳優を呼び出し、制作の再始動を提案する。様々な理由で躊躇していたものの、2020年1月の春節を目前に撮影準備が始まると、主演俳優はクルーに合流している。彼らはすぐに制作に取りかかるが、程なくしてコロナ禍対策のためのロックダウンのニュースが広まり始め、何人かのキャストは荷物をまとめて去っていく。そしてすぐにホテル全体が強制的に封鎖され、主演俳優とクルーは各部屋に閉じ込められてしまう……。本作は、未完に終わったクィア映画を完成させるために再集結した映画制作チームを描いたドキュフィクション作品。映画制作の過程とパンデミックを生き抜く過程が、感染拡大で制作が中断し、全員がホテルで隔離されるという場面で結び付けられる。そこからフィクションと現実の境界が更に曖昧になっていくが、それでも溢れ出る真摯さや真実味こそがこの作品の真骨頂だろう。カンヌ映画祭にて特別上映作品として上映された。
(C)Yingfilms Pte. Ltd.,
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